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[ 単行本 ]
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バフェットのポートフォリオ―全米No.1投資家の哲学とテクニック
・ロバート・G. ハグストローム
【ダイヤモンド社】
発売日: 1999-12
参考価格: 2,100 円(税込)
販売価格:
中古価格: 68円〜
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・ロバート・G. ハグストローム ・Robert G. Hagstrom
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カスタマー平均評価: 3
良いボールを待て 有名な投資家Warren Buffettの取っているフォーカス投資戦略の優位性をいろいろな側面から説いている。フォーカス投資とはうまく経営されている少数(10〜15社)の企業に投資し短期の株価変動に惑わされずに長期(5年以上)保有する戦略で。バフェットをはじめ、多くのべンジャミン・グレアムの弟子やあのケインズが長期にわたって市場平均より遥かに高い運用成績を収めてきた手法なのだが、肝心の「よい企業を選ぶ方法」には触れていなかった。これは同じ著者による前作「株で富を築く バフェットの法則」に書いてるようなので先にこちらを読むべきだった。 株式投資を確率論や心理学の側面からも見ているが、所詮時代に恵まれた成功の後講釈の感がぬぐえない。 それで次のような示唆に富む指摘があった。 ・将来を予渡・できるとは考えてはいけない。 ・とびきり良いチャンスがきた時にだけ行動せよ。そまでは寝て待て。むやみに売買をしてはいけない。 ダメです バフェット本の中で一、二を争うつまらなさです。文章も非常に読みにくいし、何が言いたいのかよくわかりません。翻訳が下手なのかもしれません。原書は読んでいないのでわかりませんが、買う価値は無いと思います。 長期投資を目指す人にお勧め ウォーレン・バフェットの投資方法について、その師匠の投資方法から話を始めて、具体的に説明している。 翻訳本だが、明快でわかりやすい。 バフェット流に長期間投資をしたい方にお勧め。 株を勉強するのであれば一読してみてはいかがでしょうか? 可能であれば、姉妹作の「株で富を築く バフェットの法則」を読んでから読めばより一層判りやすいと思います。 個人的には、過去の偉大な投資家の話が好きなので、特に、3章、4章を好んで読みました。 なお、8章は私には少し難しかったので、星4つとしました。
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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ジョージ・ソロス 悪魔の21世紀戦略―日本への経済占領はこれからが本番である
・草刈 龍平
【第一企画出版】
発売日: 1999-02
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格:
中古価格: 52円〜
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・草刈 龍平
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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株で富を築くバフェットの法則―全米NO.1資産家の投資戦略
・ジュニア,ロバート・G. ハグストローム
【ダイヤモンド社】
発売日: 1995-09
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格:
中古価格: 47円〜
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・ジュニア,ロバート・G. ハグストローム ・Robert G.,Jr. Hagstrom
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カスタマー平均評価: 4
A must read for business beginners This book is easy to read and quite interesting. It has also provided a lot of information on how to to decide which stocks to buy. It also gave me an understanding that if you buy stocks in a company, you are actually buying a company. I would recommend it to all those desiring to learn about stock. 一見とっつきづらかったですが 一見とっつきづらかった本ですが、少しずつ読み進めているうちにわかったのは、価格と価値の差を見極め、価値よりも安い価格がついている会社の株を集めていくという単純な動作を続けていけばお金持ちになれることがよくわかる本でした。ただ、日本とアメリカという投資環境が違うので星4つにさせていただきました。 他著(「手紙」や「銘柄選択術」)を補完するためには良い 出版された1995年当時にはインパクトの大きな本だっただろう。だけど、バフェットに関する日本語の情報が一般的になってきた現時点ではその価値がかなり薄れていると思います。本書の内容はタイトルの「バフェットの法則」というより「バフェット入門--資料編--」といったところ。バフェットの投資に関する哲学や方法論にもページは割かれているものの、中心となるのは投資を行った時期、投資対象の紹介、その後のリターン、および、バフェット自身の経歴である。 バフェット関連の他著(「手紙」や「銘柄選択術」)を補完するためには良い本だと思うが、今の時期に本書を単独で読むのはお勧めしない。解説や手ほどきとしては記述があまりにも不親切だし、翻訳も上手だとは言えない(特に2章はひどい)。 具体的な技法は解らない 全くの初心者ですが、その名前で購買しました。ハッキリ言って具体的な技法は全然解りませんでした。銘柄選びのヒントにはなると思いますが、私のような初心者で具体的な技法を探している人間には少々退屈かもしれません。 儲ける人の思考は似ている。 「株式で儲けるために、株式市場から離れる」 「相場理論は宛てにならない」 これは、「やはりそうだな」と感じるところです。日本 でもアメリカでも「儲かる考え方」は同じ。それを確信 させた本です。
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[ 単行本 ]
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入門・精神遅滞と発達障害
・W.ラリー ウィリアムズ
【二瓶社】
発売日: 2002-06
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 1,050 円(税込)
Amazonポイント: 10 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 49円〜
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・W.ラリー ウィリアムズ ・W.Larry Williams
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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考えることを楽しむ50代からの資産運用―バフェット流優良株の選び方
・松本 重熈
【プロスパー企画】
発売日: 2002-02
参考価格: 2,100 円(税込)
販売価格: 2,100 円(税込)
Amazonポイント: 21 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 49円〜
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・松本 重熈
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カスタマー平均評価: 1
全く参考にならない ふつうの資産運用の考え方しか書いてない。それもアメリカの場合を前提にした話。アメリカ証券が専門だから日本のことは分からないそうだ。本の題名で買って損した。星はゼロにできないから1。
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[ − ]
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ビデオ シュワッガーが語るマーケットの魔術師
・ジャック・D・シュワッガー
【パンロ-リング】
発売日: 2003-10-01
参考価格: 5,040 円(税込)
販売価格: 5,040 円(税込)
Amazonポイント: 50 pt
( 在庫あり。 )
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・ジャック・D・シュワッガー
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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フィッシャーの「超」成長株投資―普通株で普通でない利益を得るために
・フィリップ・A. フィッシャー ・荒井 拓也
【フォレスト出版】
発売日: 2000-10
参考価格: 1,995 円(税込)
販売価格: 1,995 円(税込)
Amazonポイント: 19 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 42円〜
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・フィリップ・A. フィッシャー ・荒井 拓也 ・Philip A. Fisher
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カスタマー平均評価: 3.5
半世紀経っても色褪せない良書 かつてウォーレン・バフェト氏が「私の15%はフィッシャー、
85%はグレアムで出来ている。」と語ったと言われる15%の方の
フィッシャー氏の著書です。
内容的には実践的な株式売買のノウハウ本ではなく
まず最初の3分の1が投資先企業を見極めるための15ポイントに
割かれていて、それから売買のタイミング、著者の経験も交えた
売買のコツと続いて行きますが、全体的にはバフェット氏と同様に
長期投資に重点を置いた本になっています。
しかし著者自ら語っている様に個人投資家レベルですと
この本の通りに投資先企業を見極めようとすると膨大な時間と労力
が掛かってしまうとあります。
それでも株式投資に関わる人ならば十分に読む価値のある本だと思います。
ただひとつ残念なのは、監修者が原書には無いのに本文を「ロッドマン化」してしまった
所です。声を大にして言いたい箇所が太字と大きなフォントで表現されていますが、
むしろ安っぽくなった感じがします。また所々に「NOTES」と監修者のコメント
が挿入されていますが、原書に茶々を入れる感じがしてあまり好きではありませんでした。
読みやすく…はない 既に皆さんからたくさんの批評が上がっていますが、読んでみてなるほどという感じでした。
はじめの解説の中で、監修者の荒井氏が本書の目玉と呼ばれていますが、「声を大にして言いたいところを太文字にした」という点が、かえって読みづらくて仕方がありません。
著者のフィッシャー自らがそうしたのなら、本人の力説したい箇所が一目で分かり重宝するでしょうが、第三者が手を入れるべきではありません。
どこが重要と感じるかは読者によっても異なりますし、このような方針にした出版社の意向は理解に苦しみます。
内容についての解説自体は理解を深める上で役立つこともありますし、著者の意図を明確に説明できているかは別にしても、投資入門者を含め参考にしたい方は多くいらっしゃると思います。
どうせなら「フィッシャーの投資法」の解説書として、別に出版しても良かったのではないでしょうか。
また「株を選び出す15のポイント」について述べている章で、「Yes」「No」で答えられるチェック事項を並べているにも関わらず、「何をしているか」という箇所があり違和感を覚えました。
原著を読んでいないので翻訳の問題とは言い切れませんが、日本語訳に多少ながら疑問を持ってしまいました。
単に誤字、脱字の問題かもしれません。
しかし本書の内容に関しては、株式投資の古典とも言えるほど読み続けられているだけあり、現在でも色あせない原理原則的な事項がしっかりとまとめられています。
ウォーレン・バフェットの投資原則の多くは、B・グレアムのバリュー投資をベースにしつつも、よりフィッシャーの影響を感じられました。
少なくとも一度は目を通す価値があることは間違いない良著だと思います。
なぜ株の長期保有をすべきなのか? 本書は成長株投資の本です。それは株を長期保有する事によって成し遂げられる。
それは3つの要点によって構成されます。
1.最小のリスクで資産を最大化する。
そのためには熟練された専門家を選ぶ。それを選べる位に投資の原理を
理解しておく事。
2.何をいつ、どのように何銘柄買うのか?
買うにはタイミングが大事です。
成長力をもつ企業は何らかの形で科学の最先端の仕事をしている。
ここで株の買い時は
新製品の開発に企業が手を焼いている場合
労使交渉でトラブルを起こしている場合
この時点は収益の向上が株価に反映される直前なので買い時です。
何故ならば研究開発は時間と資金を要する。それだけに株の長期保有が
大事。労使交渉はそんなに長く続かない。しかしそのために株は
一時的に株価を下げるから。
3.正しく選び抜いて買った株は売り時はほとんどない
有望な成長株は成長する限り売ってはいけない。それは売った時点から
それ以後の利鞘を稼げなくなるから。
但し例外は時代が変わり市場の成長性を見込めない企業は売りです。 フィッシャーに敬意を表しますが・・・。 約50年前に書かれた書籍とは思えないほど、現在においても通じる普遍的な内容だと思います。
特に「いつ売るべきか ? その株に売り時はあるのか?」の章に記載されている例え話で、卒業式にクラスメイトの中から3人を選んで投資する一説のあたりに、フィッシャーの真髄を感じました。
本来であれば投資のバイブルとして大切にしたい本になるはずが、残念ながら以下の問題があってバイブルとは言えない(呼びたくない)書籍になっています。
・「ロッドマン化」と呼ばれる太字の強調が読み難く邪魔であり、強調点も妙にずれている。
・NOTES と称した訳者のコメントが前半に頻繁に登場し、フィッシャーの言葉をさえぎっている。
さらにその内容がフィッシャーを超える立場の人が書いているようなスタンスだが、やはり的外れで不快なことこの上ない。
・このような名著に対して、横書きでの記載は軽薄な印象を受ける。普通に縦書きで良いはずである。
この本を読む際は、できる限りロッドマン化を無視して、さらに NOTES を読み飛ばすようお勧めします。
原著「Common Stocks And Uncommon Profits」の内容を翻訳しただけの書籍の出版を希望します。 原著を読んでください 原著の英語はかなり読みやすい英語です。なのに訳者の英文読解力がないのと、さらに解説が稚拙なため、フィッシャーの投資哲学がねじまげられて(とまでは言わないが、的をはずして)います。少し根気があったら辞書を片手に読んでみてください。原著は良い本です。おおやっと訳書が出たかと思ったらこれで、かなりガッカリしました。
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[ 単行本 ]
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バフェットで勝つ―あなたの資産運用のために
・江守 哲
【総合法令出版】
発売日: 2000-02
参考価格: 2,415 円(税込)
販売価格: 2,415 円(税込)
Amazonポイント: 24 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 38円〜
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・江守 哲
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カスタマー平均評価: 3
反面教師 2006年の今読み返してみると、著者が曲がり屋であったことがはっきりと判る。
商品のプロである著者が未来予測を誤った原因は、行動心理学で説明できるだろう。
特に「IT産業の未来」「持ち合い解消売の恐怖」などがお勧め。
投機家が書いた投資の本である。 バフェット投資がいま求められる! 著者は投資のことをよく理解している。ITに興味のないバフェットも今はこの分野を投資対象にせざるを得ない。その意味では、バフェットはあまりにコンサバティブ過ぎた面もあろう。ただし、高値つかみしなかったのは、ある意味では運がよかった面がある。また、米国の株式市場の成長期に投資家として居れたことも運がある。一方、いまの日本の株式市場は第二の上昇期にある。その点からみると、バフェット流のボトムアップ・アプローチで長期の上昇基調を取りにいく手法にあった投資環境であるともいえる。ITバブル崩壊を得て5年たった今こそ読み直すべき著作であろう。特に日本株への投資判断の基準も参考になる。 バフェットになれなかった男 最近、書店で株式投資関係の本棚を眺めると、バフェットやピーター・リンチなどのファンダメンタルで成功した投資家に関する本が増えてきたように思う。前までは怪しげなチャート分析や推奨株リストを根拠もなしに並べるかトンデモ本ばかり並んでいたように思っていたのだが、さすがにビッグバンも進んで賢い投資家が増えてくると(というより賢い投資家しか最近のIT株式の下落に生き残れなかったのか(笑))、まがい物は売れなくなるものと見える。 しかし、この本は「バフェット」を題名に冠しているがその内容にはバフェットの投資法と相容れないものを含んでいる。 例えば、バフェットは自分の理解できない分野の銘柄には決して手を出さないが、彼は将来性がその時点ではバラ色だったIT関連株を推薦し、(P355〜P358)。投資しなければ「人生の敗者になる可能性にある可能性もあると強調しておきたい」とまで言い切っている。この本の執筆時点で(2000年)この著者はITの将来について正しく理解していない。 バフェットの投資について学ぼうと思う人にはもっと優れた著作があり、この本を買うメリットは全くない。逆に「自分はバフェットの投資学について充分学んだ」と思う人にとってはこの本を買って、自分の理解度を試し、なぜこの著者が失敗したかということを反面教師にするのが良いだろう。 それにしても最近この著者についての噂を聞かない。(HPは閉じられているし)一体どこで何をしているのだろう。 値段並の価値 本書は史上最高の投資家ウォーレン・バフェット氏の投資法に関して、日本人が書いた初めての書籍と言う触れ込みです。内容は、主に二つの部分に分けられ、全体8章のうち、7章が『バフェット投資法』に関するもの、それ以外の第六章『日本株への投資−バフェット投資法は通用するか』一章が、前記を応用し日本株に当てはめるというもの。 主要部分、『バフェット投資法』分析は巻末、参考文献に載っている二冊(『バフェットの法則』ジュニア ロバート・G. ハグストローム)と(『ウォーレン・バフェット 自分を信じるものが勝つ』ジャネット ロウ)から、適当に抜粋した内容に近い。日本株への応用部分は、著者のフィルターを通してた投資法になってしまっていて、役に立ちにくい。分析対象銘柄はソニー、NTTドコモ。 良く纏められている部分もあり、値段も2冊買うより安いといえるが、ネタ元の本を買った方が良いだろう。 株式投資の王道とは? ウォーレン・バフェットという人物はテクニカル分析を排除し、ファンダメンタル分析のみで企業の価値を分析し、価値有りと踏んだ企業の株を長期的に保有することによって巨万の富を得たことで有名です。一般投資家がバフェット氏の投資スタイルを参考にすることは極めて有意義だと思います。なぜなら、一般投資家は利益を確定させることに焦ってしまい、本来の資産運用という目的から遠ざかり、いつのまにかギャンブルになってしまう傾向が強いからです。それにしても、私のような「ギャンブラー」にとっては長期投資は精神的に苦行とも言える投資スタイルですが、これができるバフェット氏は、なるほどやはり只者ではないと思わせるものがあります。
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[ 文庫 ]
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冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見 (日経ビジネス人文庫)
・ジム ロジャーズ
【日本経済新聞社】
発売日: 2006-01
参考価格: 880 円(税込)
販売価格: 880 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 33円〜
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・ジム ロジャーズ ・Jim Rogers
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カスタマー平均評価: 4.5
男の浪漫一杯の一冊 オリジナルは2003年リリース。邦訳は2003年11月12日リリース。『Adventure Capitalist』ジム・ロジャーズの二度目の世界旅行の記録である。1998年末アイスランドからスタートし、2001年末にアメリカの自宅に戻るまで116カ国を改造メルセデスで15万2,000マイルを踏破。途中で結婚までミレニアムにしていて、ギネスブックに載った世界記録である。ぼくは沢木耕太郎の『深夜特急』を読破したあとに読んだので、2つの旅の差に愕然とする経験までした。
アイスランドからスタートしたと思ったら、一挙にトルコに話が飛んでビックリした。国によって色々書きたい国とまったく書きたくない国があるようだ。つまり根本に『この国に投資したいかしたくないか』で書いているのだ。 すごい旅行である。投資すべきかを身をもって体験して決める。これがジム・ロジャーズの凄いところで、その上に政治・民族性・インフラといった要素も的確に分析する。確かにこれでは投資で負けないのも頷ける。
最も印象に残ったのは最後にアメリカに帰ってきて、世界中を旅する間にアメリカを外から見たことについて述べている部分だ。実に適切な分析だった。今、アメリカは鬼のようにドルを刷り続けている。世界最大の債務国がこの危機を乗り越えるためにドルを多大に刷る。これはかつての基軸通貨たりえたスペインそしてイギリスがやって来たことと同じではないのか、と考える。つまり、ドルは既に基軸通貨としての適格性を失ないつつあるとジムは言いたいのだろう。そして今はアメリカを離れ、シンガポールに居を移している。
旅行の全容は彼のサイトで見ることが出来る。男の浪漫一杯の一冊だ。 世界一周ベンツ編 前回はバイクで2年、今回はベンツで3年かけての世界一周。オフィシャルウエブサイトでリアルタイム更新しつつの長旅。たくさんの写真のほか、ジムの生声も聞けるし、パートナーのページが書いたフットノートも読める。ジムのファンなら楽しめることうけあい。
同行するパートナーが交代しているのはご愛敬。今回の旅の途中で彼女と結婚してた。戦争地帯を護送部隊と一緒に駆け抜けたり、車を運ぶためにはしけをチャーターして何日もかけてペルシャ湾を横切ったり、外国人が車で通ったことのないインドとミャンマーの国境を越えたりと、前回にも増して破天荒な旅。
行く先々でいろんな人と出会い、たくさんの発見をし、いくつかのヒントを投資に結びつける。こんな地に足のついた旅だから、そこから得られる物も数多い。
一言でいって
「うらやましい」
こんな風に「人生=旅」という過ごし方をしてみたい。 世界旅行の代用書 報道番組を事実のように観るのは愚かだ。
それは悲劇のほんの一場面を切り取っているに過ぎない。
ジム・ロジャーズのように世界中を旅して
自分の目で物事を見てみないことには本当のことはわからない。
とはいえ実際に世界各地を旅する資金も自由もない私に、
この本は世界の国々の一端を興味深いものとして伝えてくれた。 ヴィク・ニーダーホッファの反面教師。いや、その逆か。 ニーダホッファの今回の「大損」について
既に、知っている人は知っているだろうが、
NewYorker誌の10月15日の記事にも
出ていた。ネット版でも確認出来る。
まだ、削除されていなければだが。
さて、ジム・ロジャーズとの絡みで言うのならば、
ニーダホッファの「前回の大損」の話である。
アジア通貨危機、正確にはタイ・バーツ危機での
「大損」を遣らかした訳である。ヴィクは。
問題はだねえ、ヴィクは、タイ・バーツ買い捲っていた時に
タイには行ったことも無かったし、どんな国で
どんな歴史や文化の国なのかも知らなかったし、
調べようともし無かったと言う事。
興味関心すら無かったんだって。
純粋に、ファンダメンタルとテクニカルの「数字」だけで
トレーディングを実行していた訳である。
しかし、ニーダホッファは、純然たる意味での
「メカニカル・システム・トレーダー」とも
言えない。先程、「知り合い」の「知り合い」である
カーティス・フェイスの本のレヴューを書いて送ったが、
カーティスやPMKと比べて見ると、違いが
良く判ると思う。因みに「今回の大損」では
DRバートンが、VANのメルマガの「ネタ」に
してた位だから、初心者でシステムの道を目指す者に
とっては、ヴィクは、良い「反面教師」だ。
「今回の失敗」では。
では、「前回の失敗」から学ぶべき「教訓」は
中国株でもヴェトナム株でもインド株でも、
「現地へ行って見て来い」と言う前に、
少なくとも、その国の歴史・文化は勉強しておく事
と言う事に為るだろう。その「切っ掛け作り」に
為るのが、ジム・ロジャーズの『冒険投資家』
シリーズなのである。 してやられました‥ 最初の印象は「どうせ引退したひとの道楽日記だろ?!、、」 程度にしかかんがえていませんでした。ところがジムロジャースわたしの先入観をぶち壊してくれました。投資家として成功したのもうなずけるといえるほど大変示唆にとんだ鋭い視点で語られていて優に300ページを越すボリュームをまったく感じさせずわたしを引き込んでくれました。、わたしもその場にいたような感覚といえばよいだろうか‥各国の状況を目の前で起こっている出来事を大局的に捉えていて、すごくべんきょうになりました。ただ旅行をしていても見るところは見るし、考えるところは今後にすぐ活かしていく姿勢などはさすが。道楽日記?とんでもない!
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[ 単行本 ]
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ソロスの資本主義改革論―オープンソサエティを求めて
・ジョージ ソロス
【日本経済新聞社】
発売日: 2001-12
参考価格: 2,205 円(税込)
販売価格:
中古価格: 31円〜
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・ジョージ ソロス ・George Soros
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カスタマー平均評価: 4
人間は何らかの点において不完全である 著者のソロスといえば、97年のアジア通貨危機を引き起こした投機家というのが一般の認識ではなかろうか(実は私自身もそうであった)。同時に彼は、旧ソ連、東欧、アフリカ諸国等で財団活動を行っている世界有数の慈善事業家であることを本書で初めて知った。部族・宗教などのドグマで国民を縛る「クローズドソサエティ」に対し、変化の可能性を最大限に探求する「オープンソサエティ」(これが原書のタイトル)の優位性を説き、新しいグローバル政治・金融構造を提案する。当事国が好むと好まざるに関わらず、いち早くグローバル化の進んだ金融界で覇を成した著者だからこそ言える主張は傾聴に値する。 難しいです 難しすぎて評価が出来ないのですが、前半部分はソロス理論の柱、当事者たちの認識が現実に影響を与え増幅、破裂を招くというブーム・バスト論を一般社会に適用し、均衡を基調とする現在の社会科学に対する疑問を投げかけている。現在の経済学などに疑問を感じている方は答えの一部が見つかるかもしれない。後半は、前記理論からなる完全ではないが、より開かれた社会『オープンソサエティ』をソロス自身がひろめるために活動している行動、ロシア、東欧について、また近年広がっているグローバル経済の対策についてなど。 非常に学ぶべき処が多い書籍。
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