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[ 単行本 ]
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ピーター・リンチの株で勝つ―アマの知恵でプロを出し抜け
・ピーター リンチ ・ジョン ロスチャイルド
【ダイヤモンド社】
発売日: 2001-03
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 1,890 円(税込)
Amazonポイント: 18 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 529円〜
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・ピーター リンチ ・ジョン ロスチャイルド ・Peter Lynch ・John Rothchild
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カスタマー平均評価: 4
検察する側から、検察される側になった瞬間 この本は僕が急成長店舗をつくる研究会の会員に薦めた本である。
ピーターはアメリカで急成長会社に投資して、成功した有名な投資家である。
この本は、彼が定年後、自分の投資人生を振り返って、まとめたものである。
彼は3年内に投資の10倍になれる会社を探し続けた。毎日何100の会社も。
急成長会社に投資成功の鍵は、急成長できそうな会社を見付けて、追跡する。
急成長出来始まって、だれも知らないうちに、株を買う。
成長空間があるうちに、株を持って続く。
成長はもうできないと
(成長空間がないか会社がおかしくなったか)
判断した時点で株を売る。
ピーターは
1)急成長できそう
2)急成長出来始まる
3)成長はできない
この三つの判断を毎日、何回も、下さなければならないのである。
成功も失敗も重ねるうちに、急成長会社のあるべき姿をわかってくる。
僕がこの本を何回も読んだ、特に第二部第11章収益、収益、そして収益
、が、いつも、投資の視点から。
ある日、お風呂でまたこの本を読んでいる時、僕の会社はピーターにとって
急成長のあるべき姿の会社であるか...
検察する側から、検察される側になった瞬間である。 私の場合は退屈でした。 いろんなところで「良い」と言われているのを目にしていたので買って読んでみました。
自分の方の理解力を棚に上げてこんな事を書くのは少し憚られるのですが,読み通すのがしんどかったです。(^^;)
ポイントだけさっと理解したいのであれば,他書をお薦めします。
要は,
(1)プロには,大きな資金を動かす故にいろいろ制約があるので,その隙間を縫って素人が出し抜く方法はある。
(2)週単位や月単位で利益を報告する義務もないし,ましてや1年単位で勝負を決めねばならない制約もないので,長期投資を意識すれば素人でもプロと渡り合える。
(3)投資のヒントは身近なところに転がっている。
(4)もうだいぶ高値がついているからといって,投資せずにいた銘柄がそれからさらに結構値上がりする場合もある。
というような,ぱっと考えたときに無理とか不利とか思う点が実は違うんですよ,ということがいくつか例を挙げて書かれています。
参考書としてよりも、読み物としてどうぞ "『ONE UP ON WALL STREET』邦訳の再版本。
はっきいって、ウォーレン・バフェット関連本の方が
実際の投資の参考になると思います。
しかしながら、真っ当な投資関係の読み物の中では、
読み物として、この本が一番面白かったです。
株の投資の基礎を学ぶ、
一部のアメリカ人投資家の考え方を学ぶ、
古き良き時代のアメリカ株式市場を知る、
そういった目的ならば、興味深く読めます。
蛇足ですが、昔の勤めていた会社の上司が、
日本株の営業マンだった時、来日したピーターを接待した折、
わざわざ缶コーヒーを何本も買いに行かされたそうです。
ピーターはそれを飲んで、曰く、
缶コーヒーという商品は良いと言って、
日本のコカ・コーラの株(当時のボトラー)
の買い注文を出したとか。 好きなタイプはどなたですか? ありとあらゆる株を購入し利益を上げてきたピーター氏の投資原則と実例を合わせて紹介してる本。私はその中で出てくる低成長株(割安株)が好きですね。ここがまともに選択出来るようになってから成長株とか優良株に手を出せるんじゃないのかなと思います。
ピーター氏が述べている、「ストーリー」、企業の将来像は大切だと思うけど、正直あんま私は信用してないです。成長ではなくどんな逆境でもやってける企業が欲しいので。どこまでの負荷に耐えられるか?そっちに走ってしまいます。あっ、これもある種のストーリーですね。考えてみると。 バリュー投資の最右翼 「株を底値で買えるとは思ってはならない」「ナイフが地面に突き刺さり、しばらく揺れ動いた後、しっかり止まってからつかむのが正しいやり方」「くだらない安い株は、くだらない高い株と同じように、下がればとても危険」。
徹底してバリュー投資の立場から書かれた本である。もうしばらく前の著作ではあるが、バリュー投資に関心のある方には一読の価値があるだろう。3部構成となっているが、中心は第2部「有望株の探し方」である。しかも、狙いは「テンバーガー(10倍上がる株)」である。
「調査なしの投資は、カードを見ずにポーカーをやるもの」という指摘が本書の肝だろう。「株で金儲けをするのに株式市場の全体の予測をする必要はない」とまで言い切っている。
最右翼のバリュー投資家の考えをまとめたものだから、違う立場から異論を持つ人がいるのも当然だ。ただ、だからといって読む価値がないと考えるのは正しくない。啓示に富んだ、投資のベテランのノウハウや哲学が詰まった良書である。
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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ピーター・リンチの株式投資の法則―全米No.1ファンド・マネジャーの投資哲学
・ピーター リンチ
【ダイヤモンド社】
発売日: 1994-10
参考価格: 1,733 円(税込)
販売価格: 1,733 円(税込)
Amazonポイント: 17 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 444円〜
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・ピーター リンチ ・Peter Lynch
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カスタマー平均評価: 4.5
自制心 何がすごいと挙げるとしたら特定の手法に固執しない事なのではと。(原則は変わらないが)すごい本なのは分かるが、何がすごいのかイマイチ分からない。そこが分からなければ、本当の意味でリンチ氏から学びとる事が出来ないような気がしました。
個人としては、株・債券・MMF。その時々の最良と思える商品と付き合ってゆければいいなと。(2007年、現状ならば債券25%・MMF50%・日本株式25%)投資にスタンスを置きながらいつでも投機が出来るように身軽でありたいです。 勉強になります。 最後のほうがちょっと間延びした感じがありましたが、色々とためになりました。いくつかの特徴別にファンドを識別しそれぞれに投資し、リスクヘッジするとかは、お金が貯まったら是非トライしたい方法ですね。 “株で勝つ”を買った人にもお勧め 日本ではピーターリンチのような成功者はいませんから、ぜひとも彼の貴重な経験から
学んだ方がいいでしょう。
新しい情報も入っているので“株で勝つ”を読んだ人にもお勧めできます。株式投資は
上手くいってるときも、低迷しているときもあるので、低迷しているときにこの本を読めば、
多くのヒントを与えてくれますし、突破口も見えてきます。『バフェットの銘柄選択術』と
ピーターリンチの手法を組み合わせれば、より良い投資基準が作れるでしょう。
具体的には、
・成長ストーリー(仮説)が描ける見通しの良い企業(ピーターリンチ流)。
・10年後の予想利益と予想株価が算出できるくらい、当期利益が安定して力強く伸びてる企業(バフェット流)。
以上の2点が揃い、市場の下落や一時的な問題の発生で売り込まれて
割安になっているときに買えば、期待リターンがさらに高くなります。
投資では、長期でもてる忍耐力と、いざという時でも、
あわてずに冷静に決断できる肝っ玉が大切ですね。 株式投資の必須入門書 株式投資への取り組み方や考え方、そして素晴らしさを教えてくれる本です。彼はファンドマネージャーとして素晴らしい成績を収めていますが、その事以上に企業の業績だけでない「企業の見方」を教えてくれます。 特に「週末の家族との買い物が最も重要な企業調査」や「娘が着ているシャツのメーカーがいつも同じ事に気づけば1000%のリターンの機会を失う事は無かった」など個人投資家でも参考になることが非常に多く散りばめられています。 長期投資の素晴らしさや知っている銘柄への投資の重要性など非常に参考になることを多くの具体例を交えて教えてくれます。 株式投資を始めた頃に読んで感銘を受けた本 株式投資を始めた頃に読んで感銘を受けた本です。米国の伝説のファンドマネージャーの著作。株式投資のあり方について、著者自身の経験を中心に整理した内容。本を読んだからといって、その内容や方法をすぐに自分自身で活用するということは、実力も経験もない者にとっては無理ですが、本気で株式投資を行っていこうとするのであれば、その前に読んでおいて損はないです。確か、この本の監修は野村の酒巻氏がしていたはず。なんとなく感慨深いものがあります・・・。 「株で勝つ」「すばらしき株式投資」などの著作も基本的には同じ趣旨の内容だと思います。
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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ピーター・リンチの株の教科書―儲けるために学ぶべきこと
・ピーター・リンチ ・ジョン・ロスチャイルド
【ダイヤモンド社】
発売日: 2006-10-27
参考価格: 1,785 円(税込)
販売価格: 1,785 円(税込)
Amazonポイント: 17 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 999円〜
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・ピーター・リンチ ・ジョン・ロスチャイルド
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カスタマー平均評価: 3.5
初心者以外には肩すかし 株の戦略本というよりも、「株式」というものの歴史について詳細にわかりやすく述べた本。
本文中で実際の株の価値とは無関係に株価が乱高下するバブルについて説明した部分は、初心者として一読すべき価値はある。
一通り古今の名著を嗜んだ人には若干退屈な話になるので、斜め読みしてみて自分に合うと感じた人のみに推奨。 回り道かな?と思ったけど 具体的なテクニックは書かれていないので、最初に読み始めたときは「あれれ、回り道な本選んじゃったかな」と思ったのですが、
株式投資を始める前に基礎知識として知っておいてよかった内容です。
「資本主義の歴史」に始まり、「投資の基本」「会社の一生」「見えざる手」と続き、投資についての自分の考え方に一本筋が通った感じがします。
わかりやすい教科書といった感じですね。 中高生向けの副読本として良いでしょう 日本語版のタイトルのつけかたが色んな意味で酷いのはこのレビューでは無視します。
さらっと読める雰囲気を出しながらも本質的なことに広く触れているあたりはさすがピーター・リンチです。原著のタイトルの通りビジネスと投資の入門手引きとなっております。しかも、かなり良質。翻訳は下手な部類に入ると思います。
最初の文章が「アメリカの中学、高校の教科書には、最も大切な講座が一つ欠けています。」であることからも見当がつくように中学生や高校生が読むには優れた本だと思います。でも、この本を読む日本人って投資家、しかも冷静で勉強熱心な部類の人が中心ではなかろうか?そのような人にとってはあまり得るものはないでしょう。「Beginner's Guide」なので。 高校生向けじゃないかな 原題の「Learn to Earn: A Beginner's Guide to the Basics of Investing and Business」がこの本の内
容を十分に言い当てている。銘柄の選び方とか投資方法を期待している人にとっては完全に肩透かし。た
だし、まったく知らない初心者が最初に読む本としてこの本を推奨する。もしくは学校の副読本として最適か
と。
もともとは「ピーター・リンチのすばらしき株式投資―楽しく学んで豊かに生きる」というタイトルで出版されてい
たもので、今回内容はそのままでタイトルや表紙だけ変えて出版したもの。なので「すばらしき?」を買った人
は改めて買う必要はない(私は買ってしまった!!)。帯にちっちゃく注意書きが書いてあるんだけどわかりづら
い!!
内容は、株式会社と資本主義の歴史、投資対象(有価証券等々)の数々、会社の一生、といったところ。
単純化してしまうと、株式会社という制度と資本主義を礼賛している本とも言えるけど。 既に別の書名で出版されている本 帯には小さく記載がありますが、本書は以前に出版された「素晴らしき株式投資」の新装本です。内容は同じ。
よくあるノウハウ本とは違い、株式会社や株式投資の歴史についてページをさいていることが特徴になっています。小手先のテクニックなどについては一切ふれられていません。
株式投資をはじめるにあたっては、理解しておいていい内容だと思います。ただ、これを読んだからといって売買がうまくなったりすることはありませんけど。
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[ 単行本 ]
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ピーター・リンチの株で勝つ―アマの知恵でプロを出し抜け
・ピーター リンチ
【ダイヤモンド社】
発売日: 1990-06
参考価格: 1,631 円(税込)
販売価格:
中古価格: 206円〜
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・ピーター リンチ
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カスタマー平均評価: 4
検察する側から、検察される側になった瞬間 この本は僕が急成長店舗をつくる研究会の会員に薦めた本である。
ピーターはアメリカで急成長会社に投資して、成功した有名な投資家である。
この本は、彼が定年後、自分の投資人生を振り返って、まとめたものである。
彼は3年内に投資の10倍になれる会社を探し続けた。毎日何100の会社も。
急成長会社に投資成功の鍵は、急成長できそうな会社を見付けて、追跡する。
急成長出来始まって、だれも知らないうちに、株を買う。
成長空間があるうちに、株を持って続く。
成長はもうできないと
(成長空間がないか会社がおかしくなったか)
判断した時点で株を売る。
ピーターは
1)急成長できそう
2)急成長出来始まる
3)成長はできない
この三つの判断を毎日、何回も、下さなければならないのである。
成功も失敗も重ねるうちに、急成長会社のあるべき姿をわかってくる。
僕がこの本を何回も読んだ、特に第二部第11章収益、収益、そして収益
、が、いつも、投資の視点から。
ある日、お風呂でまたこの本を読んでいる時、僕の会社はピーターにとって
急成長のあるべき姿の会社であるか...
検察する側から、検察される側になった瞬間である。 私の場合は退屈でした。 いろんなところで「良い」と言われているのを目にしていたので買って読んでみました。
自分の方の理解力を棚に上げてこんな事を書くのは少し憚られるのですが,読み通すのがしんどかったです。(^^;)
ポイントだけさっと理解したいのであれば,他書をお薦めします。
要は,
(1)プロには,大きな資金を動かす故にいろいろ制約があるので,その隙間を縫って素人が出し抜く方法はある。
(2)週単位や月単位で利益を報告する義務もないし,ましてや1年単位で勝負を決めねばならない制約もないので,長期投資を意識すれば素人でもプロと渡り合える。
(3)投資のヒントは身近なところに転がっている。
(4)もうだいぶ高値がついているからといって,投資せずにいた銘柄がそれからさらに結構値上がりする場合もある。
というような,ぱっと考えたときに無理とか不利とか思う点が実は違うんですよ,ということがいくつか例を挙げて書かれています。
参考書としてよりも、読み物としてどうぞ "『ONE UP ON WALL STREET』邦訳の再版本。
はっきいって、ウォーレン・バフェット関連本の方が
実際の投資の参考になると思います。
しかしながら、真っ当な投資関係の読み物の中では、
読み物として、この本が一番面白かったです。
株の投資の基礎を学ぶ、
一部のアメリカ人投資家の考え方を学ぶ、
古き良き時代のアメリカ株式市場を知る、
そういった目的ならば、興味深く読めます。
蛇足ですが、昔の勤めていた会社の上司が、
日本株の営業マンだった時、来日したピーターを接待した折、
わざわざ缶コーヒーを何本も買いに行かされたそうです。
ピーターはそれを飲んで、曰く、
缶コーヒーという商品は良いと言って、
日本のコカ・コーラの株(当時のボトラー)
の買い注文を出したとか。 好きなタイプはどなたですか? ありとあらゆる株を購入し利益を上げてきたピーター氏の投資原則と実例を合わせて紹介してる本。私はその中で出てくる低成長株(割安株)が好きですね。ここがまともに選択出来るようになってから成長株とか優良株に手を出せるんじゃないのかなと思います。
ピーター氏が述べている、「ストーリー」、企業の将来像は大切だと思うけど、正直あんま私は信用してないです。成長ではなくどんな逆境でもやってける企業が欲しいので。どこまでの負荷に耐えられるか?そっちに走ってしまいます。あっ、これもある種のストーリーですね。考えてみると。 バリュー投資の最右翼 「株を底値で買えるとは思ってはならない」「ナイフが地面に突き刺さり、しばらく揺れ動いた後、しっかり止まってからつかむのが正しいやり方」「くだらない安い株は、くだらない高い株と同じように、下がればとても危険」。
徹底してバリュー投資の立場から書かれた本である。もうしばらく前の著作ではあるが、バリュー投資に関心のある方には一読の価値があるだろう。3部構成となっているが、中心は第2部「有望株の探し方」である。しかも、狙いは「テンバーガー(10倍上がる株)」である。
「調査なしの投資は、カードを見ずにポーカーをやるもの」という指摘が本書の肝だろう。「株で金儲けをするのに株式市場の全体の予測をする必要はない」とまで言い切っている。
最右翼のバリュー投資家の考えをまとめたものだから、違う立場から異論を持つ人がいるのも当然だ。ただ、だからといって読む価値がないと考えるのは正しくない。啓示に富んだ、投資のベテランのノウハウや哲学が詰まった良書である。
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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ピーター・リンチのすばらしき株式投資―楽しく学んで豊かに生きる
・ピーター リンチ ・ジョン ロスチャイルド
【ダイヤモンド社】
発売日: 1996-12
参考価格: 1,835 円(税込)
販売価格:
中古価格: 166円〜
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・ピーター リンチ ・ジョン ロスチャイルド ・Peter Lynch ・John Rothchild
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カスタマー平均評価: 4
投資の王道を行く この手の本には珍しく、資本主義の歴史から説き起こしてあります。
銘柄選びには役立たないでしょうが、長期的に考えるのは有用ですね。
ただ、著者は国際投資家ではないし、米国内の読者を
対象にしているからか、やや米国びいきの感があります。
書かれたのが1990年代半ば、つまり、日本が長期低迷期に差し掛かる一方で、
米国の産業界が復活してきた時代にあたるためか、
「米国の自動車産業が復活したのは一時的なものではなく、
長期のトレンドだ」といった記述があったりします。
今となってはビッグスリーが再び世界を席巻する時代が来るとも思えませんが・・・。
ともあれ、そういう細かいツッコミどころはご愛嬌として、
人類が、常に子どもの世代はより豊かにと努力する限り、
長期的には債券よりも株式の方に分があるのは明らかでしょう。
その意味ではこの本の基本姿勢は王道です。
記述は初心者にもわかりやすいです。
わかりやすさを「初歩的」と勘違いする人もいるかもしれませんが、
投資への考え方としては必要かつ十分でしょう。 最良の入門書。最初に読むならこれ! アメリカのカリスマファンドマネージャーによる株式投資の入門書。 株式投資は日本では危険なもの、ギャンブルと思われています。 これはそのイメージをなくし、株式投資とはそもそも何かと教えてくれる本であると同時に投資をしたくなる気分にさせられる本です。 中高生や大学生、社会人で株式についてまったく理解していない人にはすばらしい一冊となるでしょう。 株式会社の歴史、資本主義の発展、繰り返されるバブル経済など興味深い話題が多く書かれています。 また無駄遣いをせずに株に投資していればどれだけ儲かっていたかを教えてくれます。 「金持ち父さん、貧乏父さん」を読んでお金をもうける方法なんてないよと思ってる人はぜひ読んでみてください。 この人の本は全部面白いのでどれも読んでみることをお勧めします。 ただ、残念なのはこの本をよんで株式投資をはじめることはあまりにも早すぎ、もっと勉強しないと相場に参加は出来ないということです。 儲けたい人は他の本から入ることをお勧めします。 株式投資の魅力とはなにか 本書は株式市場の歴史やその魅力について、多くのページをさいており、いわゆる「投資ノウハウ」書とは一線を画する内容となっている。 その点をどう評価するかによつて本書の感想も異なってくると思われるが、まさに「すばらしき株式投資」のきれいな部分での本質を丁寧に示してくれているという意味で本書は良書であると感じる。著者の投資方法について知りたければ「株に勝つ」や「株式投資の法則」をすすめる。 少々「きれいごと」との感はあるが、著者の語る株式投資の魅力について理解しておくことは有用であり、あまり近視眼的にマーケットをとらえないという前提であれば、今日も充分に通用する普遍的な中味が含まれていると感じた。 知識ゼロで読む人、あるいは英語相場本に入る人向け 基礎的な知識述べているので知識ゼロの人が読むか、 英語相場本を読むつもりの人が原書と対応させて読む本だろう。 私はこの翻訳と原書で英語相場本への足がかりを作った。 中高生向け 初心者向けとは思っていたが、易しすぎる。中高生には良いかもしれない。
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[ 単行本 ]
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デービス王朝 知られざる偉大な投資家一族 (ウィザードブックシリーズ)
・ジョン・ロスチャイルド ・高本 義治 ・ピーター・リンチ
【パンローリング】
発売日: 2003-07-31
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 2,940 円(税込)
Amazonポイント: 29 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
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・ジョン・ロスチャイルド ・高本 義治 ・ピーター・リンチ
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カスタマー平均評価: 4
文章に勢いがない。 「デービス王朝」のものがたり、実話や投資術には心ひかれる。一種の一家相伝のの帝王学みたいなものにふれるのもいいかもしれない。
しかし、あまりにもだらだらと文章が続きすぎる。(年代順に追っていくせいかもしれませんが)
100年続く投資はすばらしい。
もうすでに1代目で財を築いていらっしゃる方などにも一読の価値はあるとおもいます。
これからがんばって財を気づいていこうという方にもたくさんの方法がかかれていますので読んでもいいと思います。
ただ、他の投資家自身が書いた本よりは文章の勢いが劣ります。 投資が永遠の繁栄を約束する。その確信を与えてくれる本 バフェットは有名です。 世界二位の資産家として、私も知っています。 しかし、私には、デービス一族のほうがずっと魅力的です。なぜなら、それは、投資業の永遠の繁栄を約束しているように思えるからです。 徳川三代ではありませんが、デービス三代です。徳川は260年続きました。三代投資業でつづくということは、少なくとも、100年は続くということだと、私には思えるからです。少なくとも、バフェットは、まだ一代です。三代目までの継承ができるかどうか、私たちは、結果をみていません。デービス三代は、富の源泉を、ファンダメンタル分析においています。 私にも魅力がありますが、どうやれば、私にもその分析手法が手にはいるのかが、わからないので、諦めています。 私はといえば、しかし、システムトレードこそ富の源泉だと思っています。私も、変わらない何かがあると信じています。相場は、それをただ繰り返しているだけのような感じがしているからです。 たとえば、「繁栄−それは没落への道」みたいなことです。 もちろんわが家がどうなるかわかりませんが、デービス王朝を目指し、がんばりたいと思っています。自分が考えた投資原理は、永遠に通用すると信じて・・・。 物語では無くホントの話 この本はどちらかと言うと投資のノウハウ本では無く、投資の物語です。 でも投資に興味のある人であれば面白いと思います。 少なくとも私個人としては星5つ。 デービスさんと子供と孫のお話です。 デービス家は三世代共に株で資産を築いておりハッキリ言って凄いです。 ノウハウ本だけだと頭を使いすぎて疲れますので、たまには成功物語でも読んで頭を休めてみては如何でしょうか。 ちょっと変わった投資家一族の物語 デービスと言っても知らない人がほとんどだと思いますが、親、子、孫3代にわたって、一族で莫大な利益を挙げた投資家の歴史、過程をまとめた内容になっています。 序盤ははっきり言ってだるい。私は読むのが苦痛でした。外国の小説を読むような感じで、カタカナの登場人物がうまく把握できず、内容も投資とあまり関係がないように思えたので。 中盤以降、だんだんと本質に迫る内容がでてきます。保険株で財をなすことができたのはなぜか、途中、株式市場全体の下げで痛手を被りながらも、大きな利益をあげることができたのはなぜか?。 最終章に投資と関わっての助言やノウハウは要約してまとめられていますが、仲違いをしているような時期も含めて、この家族の歴史は、ある種、ドラマを見ているようでなかなか面白いです。 しかし、どうも読みやすいとは言い難い印象が強い本でもありました。 このスゴイ話は真実です 親→子→孫。3代に渡って成長株に投資し続けてきたデービス一族の実話です。デービス一族は、現在でも雑誌フォーブスの世界の億万長者リストに名前が出てきます。興味のある方は調べてみてください。本書はその巨万の富を株式投資で築いたデービス一族のノンフィクション物語です。感心するのは3代に渡ってノウハウが継承されていることです。正しく堅実なアプローチを続けていれば、やがて巨富を築くことが可能であることをこの物語は教えてくれます。富を築くためにはイチかバチの賭けなどではなく、勤勉であること堅実であるとの重要性を再認識させてくれます。投資読み物としても非常に楽しめます。
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[ 単行本 ]
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億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術
・メアリー バフェット ・デビッド クラーク
【日本経済新聞社】
発売日: 2002-05
参考価格: 1,785 円(税込)
販売価格: 1,785 円(税込)
Amazonポイント: 17 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 342円〜
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・メアリー バフェット ・デビッド クラーク ・Mary Buffett ・David Clark
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カスタマー平均評価: 4.5
株投資に限らずものごとの本質を突く。 以前から読みたいと思っていたが,なんとなく即効性がないような気がして,他のバリュー投資の本を優先して買っていた。しかしいざ読み始めてみると,読みやすさと共に,本書で述べられている視点は,単に投資戦略ということにとどまらず,物事の本質を見抜くのに有用な視点であることがわかった。したがって,本書の意義の神髄は即効性ではなく,著者の手によって整理されている内容を,どう自分用に再編できるか,という点にある。 バフェット流錬金術 本書の内容を要約すると、
まずいつ買うか―経済が不況で悪材料が出て売り込まれている時期―ということ、
さらに何を買うか―恒常的なリターンが期待できる優良株―ということに尽きる。
ひとつひとつの言っていることは当たり前だが、当たり前のことを丁寧に積み重ねて
出てくる結論がとても深く、なるほどな?と感心せざるを得ない。
銘柄を選ぶときバフェットは自動車会社や航空会社の株には見向きもしない、
なぜなら?、といったところには昨今のアメリカや日本の状況を見るに、
先見の明があると言わざるを得ない。余談になるが、この本を読んで
コカコーラがオリンピックのスポンサーになっていたり、
ビール会社がサッカーのスポンサーになり、莫大な広告費を注ぎ込んでいる理由がわかった。 実用的な本 バフェットの手法が現代の日本の市場でも通用するのかは正直よくわからないが、ファンダメンタルを学ぶ上でわかりやすく、ワークブックのように構成されていて、実用的だと思った。
特に、高ROEの企業を選び、純利益を内部保留して再投資する複利運用などは、僕自身が無知だというのもあるけど、目からウロコだった。
個人的に、もっとも参考になったのは、バフェットの相場に対するスタンスそのもので、
バフェットが発見した株の本質というのは、相場は「動物的本能が支配する世界」(p.14)であり、株式投資というのは、本能のなすがままになっている人から奪い取るゲームだということ。
if you've been in the game 30 minutes, and you don't know who the patsy is, you are the patsy.
(30分ポーカーをやっていてカモが誰かわかっていなければ、カモは自分だ)
という例えがバフェットの本にある。
だから、ファンダメンタルにおいても「本質の部分では」手法はそれほど重要ではないということだし(カモられないことがむしろ大切)
そうなると、投資と投機をわざわざ区別する必然性もなくなる。
バフェットは「割安株投資」という言葉自体、同語反復的だと言っている。
つまり、仮に投資が、優良な事業を探して出資するだけの自己満足的な経済活動であり、
投機が、上がる/下がるの50%に賭けるギャンブルだとすると、
どちらも同じように利益にはならない。
(カモにされる)
よって「投資」という概念を何らかの形で消化できないうちは話にならないはず。
(安く買う、という意味を理解できないうちは、利益とは無縁)
バフェットの奥さんは、みんなが白黒で見ている画面をバフェットはカラーで見ることができると言っていたようだけど、
それは結局、同じ分析をしても、そこから導き出される結論には雲泥の差があるということだと思った。
すでに相場から利益を上げていて長期投資も覚えたい人とか、バフェットの手法を基礎から学びたい人におすすめです。 消費者独占企業を割安で買う。 当たり前のことを当たり前にやりきれるか?どんな分野でもそうですが、何事にも惑わず自らの投資哲学を貫徹する生き方には学ぶところが多いと思いました。 良著だが日本市場ではほとんど使えない 理由は本著(原著)はあくまで米国市場を対象にしたもので、日本市場の特性が一切加味されてないことです。1, 日本には世界ブランド力を持つ銘柄があまりに少ない。バフェット銘柄には致命的な欠陥。2 日本企業で世界ブランド力を持つ自動車やゲーム機は、バフェットが最も嫌う開発投資重視分野である。3 バフェットは高ROEを重視するが、日本市場においては高ROEが(長期的にみても)株価を押し上げないことが示されている。4 バフェットは配当を再投資して富を増やした。日本市場は歴史的にみても配当利回りが米国市場の半分で、さらに短期的な業績不振でもすぐ無配に転じる。このように、バフェット銘柄の強みである低PER・高ROE・高配当のうち、ROEと配当について米国と日本に本質的な違いがあります。さらにバフェットが主に投資した70?90年代は、米国市場の成長率が今の日本市場と比べものにならないぐらい高いこと、BRICSがまだ頭角を見せていないことも重要なファクターです。日本でバフェット銘柄を見つけても、成長率、配当の関係で複利マジックが使えず、30年投資でも良くてバフェットの数分の一(おそらく3?5分の1)利益しか得られないでしょう。さらにバフェット自身が指摘しているよう、長期保有ゆえ不況リスクを回避できず、元本割れすら覚悟しなくてはなりません。バフェットは若い頃から師匠グレアムに目をかけられていた「プロ投資家」です。我々一般人がそれなりの利益を出すには、バフェット流投資一本ではあまりにリスクが大きい気がします。
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