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最高部類の著書
こういう最高部類の良書レビューが少なくて、なんだかアイドル雑誌みたいな どうでもいい日本人が書いた著作ばかりが売れてる事実は、日本のトレードレベルを 如実に現してるなと思った。 これ、真面目にトレードに取り組む人には、宝の詰まった箱。 原石が大量に入ってて、何れも自分の腕で磨けばトンでもなく光るヒントばかり。 日経225、商品先物でほぼ数年来、年利50％を維持できてるのはこの本のおかげと言っても 過言ではないかもしれない。
システムトレーディングの教科書
　長年トレーディングシステムの評価の仕事に携わっている著者が、システムの構築方法、売買シグナル、資金管理、システムの評価例などを述べている。トレードの対象は債券、通貨、商品先物、株価指数、個別株などである。いくつもの売買シグナルが紹介されていて、そのパターンを述べているだけではなく、一定の期間に何回トレードの機会があって利益やドローダウンがどうなったかという検証結果の表もある。最近のブームで巷に溢れている株の本にあるチャートパターンを見ても、そんな数字があるものはほとんど見たことがないので、そういう点で興味深い。プログラミングができる方は、紹介されている売買シグナルを参考にして、自分がトレードする対象で同じように検証できよう。ただし具体的な注文執行条件までは書かれていないので、自分で決める必要がある。さらに、システムトレーディングに関する基本的な考え方や資金管理法についても学ぶべきことがあった。システムトレーディングの教科書とも言って良い有益な一冊だと思う。ちなみに、付録に付いているソースコード（プログラム）は別に貴重なものでない。
ディスクレッショナリー・トレードからシステムトレードまでを網羅
フューチャーズ・トゥルースの面々によって書かれたトレーディングガイドです。フューチャーズ・トゥルースなので、システムについての内容と思いきや、マーケットの需要と供給のメカニズムに始まり、チャートリーディングによる裁量トレードの手法についても沢山の紙面を割いて解説されています。本の後半からはシステムを中心に書かれていて、非常に内容の濃い一冊に仕上がっています。市販されているシステムの良し悪しの見分け方などは、フューチャーズ・トゥルースらしくて非常にいいです。本書を絶賛しているゲイリー・スミス氏の本も出版されていますので、合わせて読むことでより知識も深まると思います。
メカニカル・トレーニングの最高のガイド
　本の帯では、ゲイリー・スミスが推薦、さらにはラリー・ウイリアムズが絶賛していて「これは使える！」とあります。実際に読んでみると、非常に数多くの売買のテクニックやその活用方法、そしてトレーディング・システムが紹介されています。売買のテクニックや手法については、チャートや図を使ってわかりやすく解説されています。

　メカニカル・トレーディングシステムについては、そのロジックはもちろん、使用するための注意やテスト、その評価方法などきめ細かく解説されています。また、プログラムはTradeStationで使えるEasy Languageによるソースコードも掲載されています。

　システム取引やプログラムに詳しくなくとも、取引の手法などで学べる点も非常に多く、多くの投資家に役立つこと請け合いです。本書で紹介されているテクニックのいくつかを実践で活用するだけでも、本書の定価の１００倍の価値は十分あります。
タートルズも読みたくなる
システムはいい。デイトレーダーにも参考になる。裁量で張ってる人にも良い本だ。やはり小口トレーダー厳しいようだ。

アクチュアリー試験受験者の参考となります
　この本を読みましたが、損害保険数理の理論や手法を実践的に学ぶ学習書になります。特に、例題の「理解」「解決」が豊富で、かつ損害保険の商品開発、経営分析に必須である数理的思考の基礎を学べるよう工夫がされているようです。

　構成としては理論の「要約」後に数多く（100題以上）の「例題」が続き、かつ普通では考えられない詳細な解答までありました。実際に計算するで数理的センスを身につけることができます。
　この本は、損害保険会社に勤める数理担当者ばかりでなく、アクチュアリー試験を受験している受験生にとっても、理解し易いのでは？と思います。

　大体の概要としては、
　・損害保険数理における統計モデル
　　クレーム・モデル、信頼性理論、危険理論
　・損害保険実務!の基礎
　　損害保険統計、保険料算出の基礎
　・「損害保険数理」活用のための素養
が書かれています。

ビジネススクールの学生にお勧め
オリジナルタイトルは、Creating shareholder value The new standard for Business Performanceである。
これをどう訳したら、株式公開と経営戦略になるのでしょうか？？？
完全にマーケテイングを間違っていますよ。

この本はファイナンスの基本書であり、かなり汎用性が高いテーマを扱った本です。

ただ、この本の続編が出ているので、英語が得意ならそちらを読んだ方がいいかも。
この本はフレームワークがしっかりしており、わかりやすい。

内容は、DCF法とポーターの競争戦略を合体し、DCF法を経営戦略にも使いやすく形に示している。
いくつか面白い計算方法を紹介しているので、一読の価値あり。

ビジネススクールの学生はこの本を基本書にするといいかも
企業価値論の原典
企業価値・株主価値というタイトルを含む書籍が多くなっているが、この本は企業価値･株主価値論の原典である。著者はノースウェスタン大学ビジネススクールの教授。経営戦略論で有名なマイケル･ポーターの理論をファイナンスの側面で発展させている。1980年代にM&Aに関わっていた人の多くが参考書として読んでいたものである。米国でも今だ売れつづけている。経営戦略やファイナンス、M&Aに関わる人には、是非お読みいただきたい。有名な「企業評価と戦略経営」(T.コープランド著)の前に書かれたものであり、一緒に読まれるとさらに理解できます。　やや理論的。