この本は、そんなREITについての解説本として最適です。非常にわかりやすい説明がしてあります。
また、個別銘柄の分析もあり、購入を考えている人にとってはこの1冊があればこと足りる部分も多いのではないでしょうか。 投資家むきのJREIT入門(良い点)JREITの仕組みについての本は世に多いが、この本は投資家の立場からJREITをわかりやすく説明している。JREITの値動きのカラクリや各銘柄についての情報は面白い。(不満な点)投資指標について、LTV、NOI、FFO等解説しているが、各銘柄のそれらの値がどうなっているか、またその情報をどう入手できるのかに触れておらず中途半端でものたりない。
本書を読めば、銀行側は、借りる本人だけでなく、実はいろいろなところを見てることがわかる。 それは、本人も気がつかない、意外なところだったりもする。 我が家も、この本をきっかけに、銀行の誤解を招いていた要素に気づき、取り除くことができた。 それは、私のパートナーに関することだったのだが・・・。
そして、この本に書かれている銀行側がチェックしてくるポイントをしっかり抑えて交渉に望めば、有利な条件を引き出すことも可能なのだ。 私の経験からも、ぜひローンを申し込む前に、読んでおくことをお薦めしたい。 江口氏に、心から感謝!