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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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ターナーの短期売買革命――新株式市場を攻略する全テクニック (ウィザードブックシリーズ)
・トニ・ターナー
【パンローリング】
発売日: 2008-07-11
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 2,940 円(税込)
Amazonポイント: 29 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,350円〜
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・トニ・ターナー
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カスタマー平均評価: 4
新鮮味はないが、実践的でまとまっているかな 短期売買についてチャート、サイクル、心理などについて
まとまっている本ですね。よくまとまっていて、分厚い本の
割には値段が手ごろかもしれない。
内容はどこかで読んだような内容も多く、新鮮味に欠けるかも。
ただ、海外の多くの翻訳本のうち、短期売買について何か1冊選ぶ
というなら、内容は広範囲に網羅されているので、オススメかな。
ロケット工学のようにディープでマニアックな内容を求める
人には向かないでしょうが、万人向けの本としては上出来ですね。
チャートと投資心理とローソク足 心理テストがいいですね。この心理テストの部分は「精神科医が見た投資心理学」と「トレーダーの精神分析」の ブレット・N・スティーンバーガー博士が書いています。スティーンバーガー博士の精神分析が載っている本としては、これで3冊目です。
トレードの損益は、トレーダーの精神状態に大きく左右されますので、自分でも注意するようにはしています。
ローソク足は、スティーブ・ナイソンの解説がついていますが、個人的には日本の酒田が好きです。先日読んだプリスティーンの「罫線売買航海術」もローソク足だったので、ヘッジファンドを運用していたオリバー・ベレスもローソク足だと知って驚きました。
株だけでなく、FXやETFについても書いてあるのが現代的ですね。
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[ 単行本 ]
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図解よくわかる信託と信託ビジネス
・天野 佳洋 ・久保 淳一
【学陽書房】
発売日: 2008-10-02
参考価格: 2,310 円(税込)
販売価格: 2,310 円(税込)
Amazonポイント: 23 pt
( 在庫あり。 )
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・天野 佳洋 ・久保 淳一
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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会計&ファイナンスのための数学入門
・高田 直芳
【日本実業出版社】
発売日: 2009-06-25
参考価格: 2,310 円(税込)
販売価格: 2,310 円(税込)
Amazonポイント: 23 pt
( 在庫あり。 )
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・高田 直芳
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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ザ・タートル 投資家たちの士官学校
・マイケル・コベル
【日経BP社】
発売日: 2009-02-11
参考価格: 2,310 円(税込)
販売価格: 2,310 円(税込)
Amazonポイント: 23 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,309円〜
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・マイケル・コベル
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カスタマー平均評価: 4
タートルズの取材本 デニスとエックハートが育てたタートルズの人間模様と、その手法についての本です。
ドキュメンタリー仕立てでなかなか面白いです。
ちょっと??と感じたのは、タートルズの第一期生であり自ら本も出しているカーティス・フェイスをぼろ糞に評価していることです。カーティス・フェイスが自著で自身の記録を披露する一方、コベルはそんな記録はなかったとか、果てはフェイスの人間性やフェイスの信奉する宗教まで引き合いに出して非難しています。
その点からしても中立性がないというか、かなりバイアスのかかった本ではあります。
コベルとフェイスが犬猿の仲なのは業界では多くの人が知っていますが、本の中でまで悪口を書いているのはどうかと思いました。コベルという人の人間性が良くわかる本です。
タートルズの秘密を書いた、ラッセル・サンズをも名指しで負け組みと喝破するコベルですが、そのコベル自身も、サンズやフェイスと同様にタートルズのブランドを商売にしているところは同じ穴のムジナです。
そもそも著者のコベルはタートルズのメンバーでもなく、ただのタートルズファンの1人です。
もしコベルがタートルズに応募して、デニスとエックハートの試験を受けたとしたら、面接で人間性に問題ありで落とされたのではないでしょうか。
著者の人間性に難があるので★は2つ。
テーマがすごくいいだけに残念な本。 タートルの人間関係が少しわかります すでに有名になっているタートルズの人間関係がわかる書籍となっています。
これまでに、2冊のタートル関連の書籍が販売されていますが、こちらはこれまでの書籍とは違い、タートルズの内面が垣間見れるものとなっています。
また、パフォーマンスも載っており、実際のタートルズが、どのくらい利益を出していたのかもわかります。
ただ、個人的感情からか、一部のタートルを非難する文章があり、あまり気持ちのいいもので張りませんでした。 「タートルの秘密」もあわせて読むべき リチャード・デニスという男が育て上げたトレーダーたちの物語をマイケル・コベルが入念に書き上げた珠玉の一冊。伝説のトレーダーであるデニスはウォール街の一流投資銀行で教育や教育を受けたわけでもなく、自らの力で独自の売買手法を開発したまさに、異端児であった。
トレーダーとして大成功を収めたデニスは、この「金儲けの方法」は誰にでも教えることができるという信念を持っていたようだ。彼のパートナーであったウィリアム・エックハートはその考えとは逆の立場で、トレードによって金儲けをするには生まれ持った才能が必要であると考えていたのがまず面白い。この考えの違いによって、後世まで語り継がれることになる壮大な実験となるのである。
一箇所に集められた「ひよこトレーダー」たちは様々な特徴を持っていたが、その誰にも平等に100万ドルが渡され、2週間のトレーニング期間で売買の基本が教え込まれる。その後彼らがどのようにパフォーマンスをあげられるかを観察・鑑賞をするのだ。実験がより有意義なものになるようにひよこトレーダーはあらゆる分野から集められた。
その前職はたとえば、警備員、レストラン責任者、学生、バーテンダー、調理師、教師、刑務所職員など多岐に渡る。その中で特に興味深いのはプロのギャンブラーだろう。そして「タートル」と愛称がつけられた彼らの面接の様子や採用を決定するプロセス、さらには14日間の研修の様子がリアルに描写されている。研修後にスタートする実際の仕事は決して簡単なものではなかった。しかし、成功すればその見返りは(報酬は)かなり大きなものであった。
ちなみに、タートルたちが経験してきたその様子を具体的に知ることができる、というのが本書の魅力のひとつではある。しかし、本書は単に際立った一握りのトレーダーについての話におわらず、デニス性格、行動などの個人的背景についてと、実験が終了し次世代のタートルたちが世に出始めた頃の、デニスの複雑な心境が非常に良く表されているところを強調したい。何人かの教え子タートルがリチャード・デニスを追い越し、リチャード・デニスに複雑な感情を抱かせたことを考えると、この実験が大成功であったことには疑いはないであろう。
さらに、タートルたちの近況についても記述されている。ATR、N、ユニット、フィルター、ピラミッディング等など等。トレードに関するヒントがつまった本書は、トレードに興味のある読者にとって必見の一冊である。
類書として主に「タートルの秘密」(Way of the Turtle)があるが、これと併せて読むことをおすすめしたい。ちなみにこの「タートルの秘密」はタートルの一人であったカーティス・フェイスよって書かれていて、このカーティス・フェイスについても本書には触れている。(確かに、大成功しているトレーダーがその「奥義を他人に売る」ということのはあまり無いようにも思える。) 私でもカルスマとレーダーになれるのでは? ドキュメンタリータッチの進め方で引き込まれそうになります。それに加え、相場の下落局面でのポジションの取り方から損失の許容割合など、実用的な面も満載でトーディングにおいてこれほどの教科書はないと思います。丁寧に読みすすめたい本です。
情報ツール、学歴、コネクションが要因ではないのだと、希望を持たせてくれました。 タートルの全貌が分る、内容の濃い一冊です 非常に興味深い内容で、一気に読み通しました。タートルの売買手法をただ語るのではなく、市場環境の激変の中でデニスと教え子たちはどのように大金を稼ぎ出したのかを迫力ある描写によって明らかにした一冊です。彼らの実像に迫るその描写には興味をかきたてられました。また、投資全般についての大切なメッセージが盛り込まれていて、特にトレーディングに興味を持つ人や投資家にとって良い教科書となるのではないかと思います。今まで出版されてきたタートルの関連書籍についてのインタビューなども含まれており、非常に内容の濃い一冊でした。
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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投資の王道 株式ネットトレード基本編
・新井 邦宏
【日経BP社】
発売日: 2007-10-25
参考価格: 2,310 円(税込)
販売価格: 2,310 円(税込)
Amazonポイント: 23 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,309円〜
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・新井 邦宏
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カスタマー平均評価: 5
良かった 今まで、なんとなくトレードしていたのですが、やっと少しわかるようになってきました。
内容は、ナンピン禁止、トレンド重視、損切り、ローソク足、移動平均が詳しくかいてあります。
他の投資の王道の本も読んでますが、まずこれだけでも十分勝てるようになると感じています。 5冊のうち最初に読むならこの1冊。 これまでの「投資の王道」シリーズのなかで一番わかりやすい入門書。1冊目の「株式市場のテクニカル分析」よりも断然読みやすく、要点が絞られている。専門的な言葉には注やフリガナがふってあるので、株の初心者でも無理なく読めるのではないだろうか。「とにかくチャートを見てトレンドを確認せよ」「ほかの相場参加者が何を考えているかを考えろ」「大きな損を出してはいけない」といった著者の主張は、考えてみれば当たり前だが痛い目にあうまでは気づかないことでもあるので、実際に売り買いする前に読んでおくと転ばぬ先の杖となるのではないだろうか。ローソク足の「陽線の法則」「陰線の法則」など、単純な理屈だが他の株本ではあまりお目にかかれない記述もあり、役に立った。
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[ 単行本 ]
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アクティブ運用とマネジャー評価
・格付投資情報センター年金事業部 ・浅野 幸弘
【格付投資情報センター】
発売日: 2007-06
参考価格: 3,150 円(税込)
販売価格: 3,150 円(税込)
Amazonポイント: 31 pt
( 一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。 )
中古価格: 2,300円〜
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・格付投資情報センター年金事業部 ・浅野 幸弘
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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資産設計の黄金比率―投資信託・ETF・ヘッジファンドを入れ替え、最強ポートフォリオを作る (ウィザードブックシリーズ)
・ロナルド コルデス ・リチャード ステイニー ・ブライアン オトゥール ・長尾 慎太郎
【パンローリング】
発売日: 2009-02
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 2,940 円(税込)
Amazonポイント: 29 pt
( 通常2〜5週間以内に発送 )
中古価格: 2,300円〜
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・ロナルド コルデス ・リチャード ステイニー ・ブライアン オトゥール ・長尾 慎太郎 ・Ronald Cordes ・Richard Steiny ・Brian O’Toole
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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林輝太郎相場選集〈1〉相場金言集 (林輝太郎相場選集 1)
・林 輝太郎
【同友館】
発売日: 2009-02
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 2,940 円(税込)
Amazonポイント: 29 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,300円〜
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・林 輝太郎
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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マーケットの魔術師 システムトレーダー編~市場に勝った男たちが明かすメカニカルトレーディングのすべ (ウィザード・ブックシリーズ)
・アート・コリンズ
【パンローリング】
発売日: 2005-05-27
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 2,940 円(税込)
Amazonポイント: 29 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,300円〜
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・アート・コリンズ
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カスタマー平均評価: 3.5
銀の弾丸も聖杯もない まったく関係ないのにシュワッガーの「マーケットの魔術師」シリーズであるかのようなタイトルは、いたずらにこ
の本の価値を下げるだけだと思う(懲りずに「大損失編」もそのままで出版してるし・・・)。そんなに悪くは
ない本なので極めて残念。
人間の心理とか欲望、恐怖、感情について言及している点はすくなく、おおむねシステムの扱い方というか
技術的な面への質問が多い。かならず最適化のことを聞いていたし。そういったところはメカニカルトレー
ダーには有益なのだろうけど、シュワッガーの「マーケットの魔術師」シリーズを読んで感銘を受けた人間に
とってはちょっと物足りないかも。
ただ、プログラムを使うということを決めそれに徹する時点で自分の衝動や恐怖に打ち克つということを意
味しているわけだし、つまり彼らの存在自体が、いかに自分を知り原則に忠実であるべきなのかを語ってい
ると言えるけど(その結果彼らはメカニカルトレーダーになり、自分の直感や感情に従ったトレードをしない
ことを選択したわけだから)。 メカニカルトレーダーには貴重な一冊 著者が商品や通貨、株式指数先物などの市場で活躍しているシステムトレーダーにインタビューしたものである。14人のトレーダーが、トレードしているもの、メカニカルトレード(この本ではシステムトレードとメカニカルトレードがほぼ同義だと思って良い)に対する考え方、トレーディング方法、儲けたり損をした経験などをインタビューに応える形で語っている。彼らがなぜメカニカルトレード派になったのか、システムの構築方法や評価方法、トレンドに対する考え方、資金やポートフォリオ管理などに参考になることが多い。また専門用語の整理や理解の助けにもなろう。メカニカルトレードを行っている者には、自分の心理とシステムの出すシグナルが相反することが大なり小なりあるが、そういう時にトップトレーダーたちがどうするのかといったことも大変興味深い。ただ、内容はあくまでも経験や考え方が中心で、具体的なシグナルの出し方や図表がある訳ではない。
メカニカルトレーダーにとっては貴重な一冊だと思う。一方、メカニカルトレードの解説や教科書ではないので、相場の初心者やあるいはベテランであってもメカニカルトレードの未経験者には勧められない。さらに注意しなければいけないことは、これまでに翻訳されている「マーケットの魔術師」シリーズ(ジャック・D・シュワッガー著)とは別の著者(アート・コリンズ)であり、インタビューという形式は同じでもコンセプトは随分違う感じがする。 不誠実なタイトルと内容 原著名は「Market Beaters」。 高名なMarket Wizardsシリーズではありません。 読んでみると、Market Wizardsシリーズでトップトレーダー達がその存在を疑問視していた、セミナー屋、システム売りの方ばかりです。インタビューの質もMarket Wizardsシリーズよりも低いように思われます。 日本語版はなぜか、「マーケットの魔術師システムトレーダー編」として売られています。 個人的な意見では、不誠実どころか、悪質な売り方だと思うのですが、パンローリングはそこまで腐敗してしまったのでしょうか?以前は非常に良い出版社だと思っておりましたので、このようなことは残念で仕方ありません。 上記を踏まえて購入された方が、その分、落胆が少なくて良いように思われます。 具体的な方法論がもう少し欲しい 一流のシステムトレーダーたちへのインタビュー集である。ラリー・ウイリアムズやトム・デマークといった顔ぶれを見てもレベルの高さがわかる。質問の内容も的確であり、読んでみてそのときは「なるほど」と納得できる部分が多い。ただ、全般に各トレーダーのシステムの内容はベールに包まれており、見えない部分が多い上、システムの評価に関しては相当にハイレベルの内容が紹介されいる。読んで理解することは誰にでもできるが、内容を活用できるのはハイレベルなシステムトレーダーに限られよう。良書だが、内容がシステム開発に直結するわけではないのが残念。 やはり問題なのは「人」 システムトレーダー編となっているが、内容は個々のトレーダーのシステムの具体的な内容についてのインタビューというよりも、システムに対するトレーダーの対し方についての内容が多い。やはり問題となるのは「人」がそのシステムにどう向かうのかという点だと感じた。 面白いのは、ほとんどのトレーダーが最大のドローダウン(最もやられる時はどれぐらいが想定されるのか)ということを強く意識している点と、自らのシステムに強い自信を持っている点であった。やはりそうでなければやっていけないということなのだろう。 本シリーズは全体として非常に面白い内容のものが多いが、今回のものは、私自身としてはどちらかといえば興味が持ちにくい内容であった。が、悪い本ではない。
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[ 単行本 ]
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新マーケットの魔術師―米トップトレーダーたちが語る成功の秘密 (ウィザード・ブックシリーズ)
・ジャック・D. シュワッガー ・Jack D. Schwager
【パンローリング】
発売日: 1999-03
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 2,940 円(税込)
Amazonポイント: 29 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,980円〜
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・ジャック・D. シュワッガー ・Jack D. Schwager
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カスタマー平均評価: 5
トレードと精神 投資、というよりは、トレード(取引)を成功させるための心構えが述べられています。前著と同じく、成功したトレーダー達と筆者とのインタビュー形式です。若干、前著より読みやすい気がします。それは、本書では「精神論」によりスポットが当たっているせいかもしれません。あいかわらず、ボリュームたっぷりの本です。
本書を読めば、前著から読者が受けるであろう印象がいっそう強化されると思います。ラストのところで、著者なりの「まとめ」があり、ここを先に読むという読み方でもいいかもしれません。 現代版ナポレオンヒルですなぁ。 成功者のお話を聞いてそれを本にして売る。リスク無くして儲けるのはこれが一番。
内容も洗練されているし、飽きさせない。 何度も読み返す本の1つ 魔術師達も、最初はただの素人トレーダーだった。でも規律あるトレードによって魔術師と呼ばれるトレーダーになっていった。規律こそ全て・・・
損切りを躊躇しそうな時、勇気づけられます。全ての投資家、トレーダーに読んでほしい本です。 「言ってみれば、君は損をしなければトレードを止められない、そういうことかな?」 もし、十代か二十代にこの本を読んでいたら間違いなく放り出していたはず。具体的な金儲けの仕方、銘
柄選択の方法や手仕舞いのタイミング、トレードで成功する方法、値上がりする株を探すなどの方法、サイ
ンを教えてくれることを期待して読み、そういったことが書かれていないことに失望し、かなり不満に感じたことは
間違いない。しかし今この齢になって、ソフトウェア開発ではワインバーグを、自己啓発ではデール・カーネギー
を読んで感銘を受けるようになった今だからこそこの本への評価は高くなる。
この本は、シュワッガーがトレードに失敗し、エド・スィコータと会ったとき彼から痛烈な一撃を喰らうところから
話が始まる。そして、再びウィザードたちにインタビューを行い、果てはNLPや催眠療法を利用したトレー
ド改善にまで及ぶ。
シュワッガーがインタビューした人たちは、それぞれキャラクターや手法もかなり様々だが、彼はそこから共通
の教訓を引き出す、「自分の個性と細部まで合致したトレード方法を見つけ出すこと」と。 この本は前作同様に、投資関連書籍の金字塔です。 一流のトレーダーが最も重きを置いていること、それは当たり前の資金管理と自己管理(詳細については、読めば分かります)。この本を読めば、成功した投資家の誰もがそれを実践してきたということを骨身に染みて理解できます。前作『マーケットの魔術師』もそうですが、この内容でこの値段は安すぎるくらい。巷の書店にはあらゆる投資関連書籍が並んでいますが、そこに『マーケットの魔術師』が置かれておらず、ぽっと出の安っぽいタイトルの本ばかり並んでいる店を見かけると、その店の品格をついつい疑ってしまいます。
もしこの2冊の本と同格の本を挙げるならば、迷わず『世紀の相場師ジェシー・リバモア』が挙がります。ただ難点は、絶版で高額プレミアがついてしまって入手困難なことです。
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