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[ 大型本 ]
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小がっちり金融財産保全の本―“カメさん”流 大事に虎の子を守りたいだけの
・岡本 隆
【ブイツーソリューション】
発売日: 2008-07
参考価格: 2,200 円(税込)
販売価格: 2,200 円(税込)
Amazonポイント: 22 pt
( 在庫あり。 )
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・岡本 隆
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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外国為替FX投資用語辞典―FX投資・株式投資・オプション投資 (MKブックス)
・Master K投資研究所 ・Master K
【愛育社】
発売日: 2006-06
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 2,940 円(税込)
Amazonポイント: 29 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,200円〜
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・Master K投資研究所 ・Master K
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カスタマー平均評価: 0
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[ − ]
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新しいライフデザイン考 女性のしあわせ設計―生活設計白書〈2008〉
・明治安田生活福祉研究所
【明治安田生活福祉研究所】
発売日: 2008-10-10
参考価格: 1,200 円(税込)
販売価格:
中古価格: 2,199円〜
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・明治安田生活福祉研究所
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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ニンジャトレーダー入門 (現代の錬金術師シリーズ)
・兼平勝啓
【パンローリング】
発売日: 2009-03-13
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 2,940 円(税込)
Amazonポイント: 29 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,100円〜
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・兼平勝啓
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カスタマー平均評価: 4
待望のNinjaTrader入門書であり、初心者から経験者まで有用な一冊 本書は、海外市場の紹介ブログも書かれておられるワールドトレーディングエッジのデイトレーダー兼平勝啓氏の書かれた待望のNinjaTrader入門書だ。
海外市場で取引する者やシステムトレーダーでNinjaTraderを知らなければ、なんと勿体ないことだろうか。過去にはお高いTradeStationというシステムトレーダー用ソフトもあったが、あれは過去のものだ。NinjaTraderは最新のプラットフォームといえる。しかも、リアル取引しないかぎりは無料だ。FXで例えれば、MetaTraderを知らないようなものだ。
NinjaTrader自体は、バリバリのデイトレーダーから、アルゴリズムを考えメカニカルにトレードするシステムトレーダーまで使える類のチャート兼売買プラットフォームだ。この書籍の副題からNinjaTraderはシステムトレーダー向けと思いがちだが、デイトレーダーにも福音となる機能を持つ。特に多段で半自動でイグジットの戦略を立てられる「ATMストラテジー」の機能は次世代のデイトレーダーのためのものだ。
さて本書のレビューに入ろう。
一言で言うならばNinjaTrader入門書としては本書は素晴らしい一冊。300ページほどあるが、土日の2日程でサクっと読めてしまうちょうどよいボリュームでもある。
私は読む前から数ヶ月ほどNinjaTraderを使っているが、本書は、デモ売買からシステム作成、自動売買まで一通りの機能、設定、解説が網羅されているように思う。英語のプラットフォームに不慣れでも、どこが何の機能か、何の設定かは大体わかるようになるだろう。もう少し、スクリーンショットなど画像があればなおよかっただろうが、この辺は、実際にNinjaTraderを横において、触ってみる事でカバーしてほしい。
さて、本書の欠点として、C#でシステムを組む部分はさすがに足りないが、C#自体だけで既存の入門書が何冊もあるくらいであり、本来ならこの部分だけでも一冊かけてしまうだろう。仕方がない面もある。多少いやな言い方をすれば、この手のプログラム言語やDSL(ドメイン特化したスクリプト)でシステムを記述するタイプのプラットフォーム(TradeStation, AmiBroker, Wealth-Lab, MetaTraderなど)に慣れていない初心者であれば、さらにページを割いて書いたところで難しさが増え、混乱するだけだろう。入門書としてはわりきっていて、これでよいのだとも言える。
また、すでに使っていた私でも「あ、こんな機能もあったのか」「この設定はこんな意味だったのか」などという箇所がいくつもあった。
巻末の関数一覧は、C#でプログラムでシステムを作る場合、一通り眺めておくことをオススメする。一言解説だが、日本語で書かれているのでとっかかりになる。さらっと見ておいて、詳しくは公式の英語のドキュメントを読めばよい。
NinjaTrader経験者であっても一度は読んでおいてよい書籍であるようだ。
ただ、根本的な問題としてやはり英語は必須である。
いくら入門書があるとはいっても、現時点では、公式の英語のドキュメントを読んだり、わからないところはフォーラムで英語で聞かなければならない上、ブローカーで口座開設、取引をする際にも英語は必要となる。本書では、いちいちブローカーの口座開設まで解説していないこともあり、本書を読んだだけで全て情報が整うわけではない点は注意したい。
とはいえ、英語に拒否反応がなければよいというだけの話だ。
高校のころ英語で落第しかけた私が口座を開き、使っているのだから、その程度でも問題ない。
最後に、わざわざ英語のツールのために、本書をしっかり書き上げた勝平氏には感謝したい。正直な話、私なら依頼が合っても絶対に書かない。NinjaTrader自体がツールの優位性を持っているし、なにせ敵が増えるだけだからだ(苦笑)
もう日本の市場には戻れないですね 正直、ニンジャトレーダーを通じて海外市場に初めて触れた時は衝撃でした。
日本市場の動きが遅くてボラティリティが低いことは薄々感じていましたが、
実際にその値動きを目の当たりにすると、
「今まで、なんて不便な市場で売買していたんだ!」とこのソフトをもっと早く知ればよかったと後悔しきりです。
とはいえ、英語のニンジャトレーダーを使うのは、ちょっと骨が折れました。
恥ずかしながら英語力もないし、心が折れかけていたところでした。
ちょうどいいタイミングでこの本を知ることができ、運が良かったと思います。
肝心の中身ですが、ダウンロード・インストールからデータの接続や実際のデモ発注まで、
順を追って解説しているので非常に読みやすかったです。
ニンジャトレーダー自体、多岐にわたる機能を持っているので、
その機能の全て解説しているわけではないですが、
海外の銘柄を試しに色々な方法でデモ売買するところまでなら、
この本を読めばおそらく誰でも出来ると思います。
他の方も書いていましたが、発注機能も日本のプラットフォームより充実してますね。
ウィザードからでも言語でもシステムを作れるのはうれしいです。
あやうく有料の検証ソフトを買うところでした。
欲を言えば、海外のブローカーとのやり取りについても書いて欲しかったですが、
IBの日本法人も出来るというニュースを以前目にしたことがあるので、
その心配もそろそろ無用なのかな?とも思ってます。
パンローリングの本の中では安い方だったので、それもよかったです。 新世代 売買ソフトの進化のスピードは非常に速いですね。数年前は逆指値注文やIFDONE注文のことを自動売買と言われていたことを考えると、最新のニンジャトレーダーのソフトはまさに新世代の売買ソフトだと思います。まだデモトレードしか試していないのですが、最先端ならではのエッジを体感させてくれます。一番驚いたのが『隠しストップ』です。名前が少々ダサイというかそのまんまですが、忍者だからでしょうか? これは自分の設定した枚数以上が取引された場合に、逆指値注文が実行されるものです。225ミニなどを自動売買しているときに、ブレイクアウトで取引していると、よくダマシに遭います。その値段では1枚しか取引されていないのに値段がタッチしただけで自分の逆指値が執行されてしまい、そのブレイクアウトは失速してダマシで損切させられるのです。ニンジャトレーダーなら、その値段で何枚以上取引されたら逆指値を執行とか設定できるので、ダマシのブレイクアウトに遭う可能性が大きく減少します。あと『ATMストラテジー』は発注と同時にOCO注文が自動で発注されるので、これも便利です。時代の進化を感じずにはいられません。
日本の証券会社でニンジャトレーダーに対応してくれる会社はないのでしょうか?
現在のところ、日本で使えそうなのは、インタラクティブブローカーズくらいでしょうか?
あと、日本語化したニンジャトレーダーも出て欲しいです。
トレードステーションのデータも使えるようですが、注文執行機能については、ニンジャのほうが数段上だと思いました。逆に言えば、日本でニンジャが使えるようになったら便利ですが、普及するまでの期間こそが特に差をつけ優位性が得られる期間かも。 期待はずれ 期待して本書を購入しましたが、正直期待はずれです。
デモ売買の具体的な手順、方法について記述がなかったのが何より残念です。
例えばどこに口座を作って、どうやって申し込めばデモ口座が作れるかと言ったような
具体的な記述が欲しかった。
海外で口座を作ったことがない人には難しい。
これでは実際にプログラムをダウンロードして一通り使おうとしても、いきなり頓挫してしまいます。
入門と名打ってあるだけに初心者への配慮が欲しい。
使い慣れればかなり有用かもしれないだけに残念な印象を持った。
同社のメタトレーダー解説本は理解しやすかっただけに、なおさら残念。
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[ 単行本 ]
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株式投資入門 (ビジネス・ゼミナール)
・井手 正介
【日本経済新聞出版社】
発売日: 2008-03
参考価格: 2,730 円(税込)
販売価格: 2,730 円(税込)
Amazonポイント: 27 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,199円〜
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・井手 正介
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カスタマー平均評価: 4
正統派-株式投資 株式投資の本ではかなり「正統派」という部類に属する本だと思います。
内容は・・・
・株式、債券、現預金とのリターンの比較
・バリュー投資、分散投資
・CAPM、ファイナンス理論
・インデックスファンド
などです。
イメージとしては
シーゲル著の「株式投資」「株式投資の未来」
バートンマルキール著「ウォール街のランダムウォーカー」
などを足したような本です。
正統派株式投資の教科書を探している方は買っても良いと思いますが、著者オリジナルの投資に対する考えや奇抜な投資ノウハウなどは書いてありません。
シーゲルの本やマルキールの本をお持ちの方は買わなくても良い本だと思います。 「賢明なる投資家」の現在の日本版といえる 井手正介氏が個人投資家向けに書いた株式投資入門書.グレアムが書いた古典的名著の「賢明なる投資家」を現在の日本にあてはめたような内容と表現するのが最も簡潔な評価だろう.対象が現在の日本なので大抵の日本人にとっては賢明なる投資家よりも役にたつものになっている.最近の本なのでデータベース(簡単に手に入るもの)やパソコンを利用した部分もある.
第一部は本当の入門的な内容.入門といっても書店に平積みの本のような内容じゃなくって投資の理論面の入門的内容です。株式投資はハイリターン,短期売買はマイナスサム,株式の分散長期投資はローリスク・ハイリターン。そして、なぜそうなるか。そんな話.第二部は一般論.市場の効率性,消極運用,積極運用,裁定取引,トップダウンアプローチなど.ありがちな効率的な市場の擁護や批判ではなくって、市場の効率性と株価の変動の関係、どんな市場が非効率的になりやすいかなどが述べられている。
最後の第三部は本書を特徴付けるものであり、グレアム流儀を中心としたバリュー投資を説明している。グレアムとバフェットの手法が懇切丁寧に説明されており,著者が数年にわたって日本市場で行なった実証実験の結果も詳しく述べられている.素晴らしい.面白い.買ってよかった。
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[ 単行本 ]
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ゾーン ? 相場心理学入門
・マーク・ダグラス ・Mark Douglas
【パンローリング】
発売日: 2002-03-13
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 2,940 円(税込)
Amazonポイント: 29 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,198円〜
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・マーク・ダグラス ・Mark Douglas
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カスタマー平均評価: 4
必読書です。 この本を買って一気に読み終えました。それはわたしがマーケットで負けた側の人間だからかも知れません。その中身は自分自身が辛い思いをしながら、トレードを続けている時に分かった事、感じた事などをあらためて認識させてくれるものでした。マーケットの本質。この本に書かれている事は、もしかしたらトレードをしている人は皆、解っている事かも知れません。しかし文章になっているものを読むことによって、自分の理解がより確かなものになり、あるいは、見えはしないけれどマーケットの向こう側にいる、同じように苦しんでいる人の事に思いを馳せる事になるかも知れません。 前置きが長すぎ もう少し、簡潔にわかり易い文章にして欲しかった。
前置きが長くて結局何が言いたいの?と、イライラしてきます。
書いてある内容そのものは、大変良いと思います。
もっと、簡潔に書けばページ数も半分位になって、もっと
読みやすくなれば嬉しかったけど。残念。 まるで自分を見透かされてるようだ 一般向けの本のはずなのに、私個人についてカウンセリングを受けた気分にさせられる。
私自身気づいていなかった内面を教えてくれ、かつそれがトレードにどう影響しているか、目から鱗がボロボロ落ちた。
文章自体がやや解りにくい言葉が所々使用され読み進みづらいが、かみ締めるようにゆっくりと1文ずつ進むと、ある段落で雲が晴れるように言いたいことが一気に理解できるといった感じである。(この説明自体解り難いかもしれないが)
何の相場であれ、ある程度の経験を経て行き詰まってるトレーダーはぜひ読むべし。
トレードの本質をついたと言えるバイブルだと思った。
くどすぎる 相場を張ったことのある人なら、この本に書かれている"最高の心理状態"について理解できるはずです。儲けるためにはこの心理状態を維持しなければならないことは理解できます。ただ、同じようなことをくどくど書いてあり、飽きてきます。内容はすばらしいですが、星三つにしたのはくどすぎるため。 これはいい。 散々色んな書箱をあさったが、これ程心中をうたれた書箱はなかった。
手法は確立出来ていたが、メンタル面がイマイチな私には最高の物となった。
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[ 単行本 ]
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賢明なる投資家【財務諸表編】
・ベンジャミン・グレアム ・スペンサー・B・メレディス ・関本 博英 ・Benjamin Graham
【パンローリング】
発売日: 2001-10-26
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,990 円(税込)
Amazonポイント: 39 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,195円〜
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・ベンジャミン・グレアム ・スペンサー・B・メレディス ・関本 博英 ・Benjamin Graham
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カスタマー平均評価: 2
期待はしないほうが 原題は"Interpretation of Financial Statement"。つまりは財務諸表を読むための手引書。1937年の復
刻版とのことなので最新の会計情報とは微妙に違うところがあるかと思う。
もともと「証券分析」の入門書の位置づけとして出版されたらしく、これをよんで割安な株がわかるというわけ
ではない。割安な株を見つけるためには財務諸表を読めることが必要条件で、そのための手引書、というの
が本書の位置づけ。 期待させる題名ではあるが・・・ 企業財務の基本的な用語解説といった内容。 数字の裏に隠された真意を解説する内容と思っている人にとっては物足りない内容である。 財務を勉強された方には物足りず、一方まったくの初心者にとっては難解な内容となっている。 物足りない内容 企業財務の基本的な用語を解説している。 実際の数字に隠されている真意をいかに読むかを期待している人にとっては、非常に物足りない内容となっている。 財務をかじったことのある人には物足りず、一方、まったく財務について初歩の人が読むには難解な一冊という感想である。
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[ 単行本 ]
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マンガ版 「株テク」大作戦―百戦百勝負け知らず!
・石井 勝利
【海南書房】
発売日: 1988-02
参考価格: 998 円(税込)
販売価格:
中古価格: 2,187円〜
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・石井 勝利
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カスタマー平均評価: 0
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[ DVD-ROM ]
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DVD 低位バリュー株投資と会社四季報による銘柄選択
・浜口 準之助
【パンローリング】
発売日: 2006-05-31
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,790 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,180円〜
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・浜口 準之助
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カスタマー平均評価: 4
PBRを主体としたバリュー株 著者なりのバリュー株の将来性から
バリュー株の絞り込みを
語っている。
なるほど!と思わせる
説得力もあり、
確固た自信をもって話す姿には
バリュー派にはオススメできる。
安価なDVDなので、ご覧になってみてはいかがだろう。
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[ 単行本 ]
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ロスフックトレーディング ― 最強の「押し/戻り」売買法 (ウィザードブックシリーズ)
・ジョー・ロス ・Joe Ross
【パンローリング】
発売日: 2002-07-31
参考価格: 6,090 円(税込)
販売価格: 6,090 円(税込)
Amazonポイント: 60 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,179円〜
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・ジョー・ロス ・Joe Ross
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カスタマー平均評価: 4
読みにくすぎる 内容がどうこうの前にとにかく読みづらいです。
読みにくい理由は以下3点です。
1.図の印刷品質が悪い
2.本文構成
3.イントロダクションの注意書きに要らぬことを書いてある。
1はもう最悪です。どの図も20年前のパソコンで書いたような品質ばかりで見る気が失せます。日本語訳する際になんとかならなかったのでしょうか?
2について。ロスフック手法について実は巻末の付録Bに簡単にまとまられています。ここを読めばなんとなくは理解できるはずです。が、にもかかわらずロスフックのアイデアを思いついたいきさつから書かれてあり、かなり冗長な構成となっています。
3について。序文の注意書きとして「本書には一読しただけでは理解困難な部分があると思われる。本書は研究されるためのものである。」という要らぬ文章があるため読者は「この内容は理解するのが難しいのだ」という思い込みを抱いてしまいます。そもそもわかりにくいと思うのであればもっとわかりやすく校正・編集してから出版するのが作者の使命ではないでしょうか。
大変わかりにくい本ですが、巻末の付録Bを読んで理解できる方であれば買っても損はしないと思います。逆にここで理解不能な方はちょっと厳しいかもしれません。ただ、理解不能なのは読者のせいではないと思いますので気になさらないほうがよいと思いますよ。
「いい本」には一歩足りない 確かに内容はこの人独自のものが織り込まれているようでいい本っぽいのですが、So What ? (だからどうすりゃいいの?) がわかりません。「ロスフック」の定義はしているのですが、「ロスフック」を認識してどうやってトレードするのかの記述がないように思います。 易きが険し シンプルイズザベスト!と始めに言って客をひきつけておきながら、後でどんどん例外を付け加えていき最後には複雑怪奇になってしまう投資戦略。その詐欺師っぽい人間性には少々問題があるかもしれないが、本自体は十分読み応えはある。ジョーの説明によれば、ロスフックはベアでもブルでもチャートを上下逆さまにして鏡に映せば同様に機能するという。余談だが、掲載されている氏のお写真のあごに2つ点を書き入れ上下逆さまにすると、なんとそこにピグモンが出現する。ロスフックとは大衆は見えていないが確かに「そこ」にあるものを見つけ出すための手法であり、氏は自らのお顔の創り立ちをもってその意味を暗示されている。素晴らしい! ディスクレッショナリー・トレーディングの良書 ジョー・ロスの提案する手法は意外とシンプルです。シンプルだからこそ、再現性が高いとも言えるかもしれません。支配的なトレンドを見極めトレンドの中での相対的な高値安値を売買の基準とする手法が基本となります。 トレンドの見極めが重要で、ジョーロスのトレンド転換の1-2-3のパターンは、ケン・ロバーツの1-2-3のパターンや、ビクター・スペランデオの1-2-3反転方式にもよく似ています。ケン・ロバーツの1-2-3では9ヶ月の高値(安値)を参照し、ビクター・スペランデオのものではトレンドラインが併用されますが、基本的なトレンド転換の考えはジョー・ロスのものも同じです。 本書で一番強調されているのが、ブローカーへの取引手数料などのコストをいかにカバーするかということです。ジョー・ロスが本物のトレーダーだけに、このあたりがアナリストや理論家の書いた本とは異なっています。スリッページ、売買手数料は確実に口座を蝕みます。コストに対するジョー・ロスの真剣さは本物ならではです。 フロアトレーダーの取引スタイルについても述べられており、学ぶところが多い本だと思います。 ちなみにジョー・ロスは3分割の売買を薦めており、そのあたりは賛否の分かれるところかもしれません。 シンプルで誰でも応用できる手法 ロスフックとは、著者のジョー・ロスの考案したチャート上のポイントのことです。そのポイントをブレークしたところで、売りや買いを仕掛けます。トレンドのある相場で、サポートやレジスタンスを認識して、そこがエントリーのポイントとなります。 紹介されている手法は非常にシンプルですが、シンプルであるだけに誰にでも応用できるという利点があります。ポイントの認識方法は、若干主観の伴う部分もありますが、比較的明確にルール化できるものです。 シンプルなだけにダマシありますが、ダマシを避けるためにCCI(コモディティ・チャネル・インデックス)、ストキャスティクス、ボリンジャー・バンドなどをフィルターに使う方法も詳しく解説されています。 この方法はチャートさえあれば?a°にでもにでも試すことができ、プログラミングやシステム売買の知識なども不要です。新たな方法論を模索している人には、大きなヒントになること請け合いです。
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