行列の出来る本屋さん

夢と青春、友情、そして愛と疾走する
もちろん、バイクレースをベースにしたマンガである。
物語が進むにつれて、そのスピード感はぐんぐんと加速していく。
（特に後半のレースは、本当にめまいを感じるほどの疾走感!!）
それを感じるだけでも、全巻読破に値する。
さらにバイクやレースを通してだけではなく、
登場人物ひとりひとりの人生という、

まったく別のレースがしっかりと描かれている。それがまた面白い。
こちらのほうがデッドヒートやクラッシュが多いほど。
ひとりひとりの心情や背景がはっきりと理解でき読みごたえもある。
みんなが主人公に見えてくる作品であり、きっとその中には、
読者自身の姿も垣間みえるのではないだろうか。