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[ 単行本 ]
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ホームレス大学生
・田村 研一
【ワニブックス】
発売日: 2008-10-09
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
Amazonポイント: 13 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 200円〜
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・田村 研一
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カスタマー平均評価: 4.5
お兄ちゃんの苦悩が伝わります 田村家のお兄ちゃんの生き方に興味を持ち、読んでみました。「ホームレス中学生」も泣けましたが、若いながら、家族に責任を感じ、苦悩しながら生きているお兄ちゃんに感動しました。私が一番上のお姉ちゃんなので、上の子の苦悩に共感できたのだと思いますが…。 頑張ったお兄ちゃん ホームレス中学生を読んですぐにホームレス大学生を読みました。
中学生の方は「子供」の視点から、大学生の方は「大人」の視点からと田村家を2度楽しめる感じでとても良かったです。
中学生を読んだ人はこっちの本も是非読んでほしい。
お兄ちゃんが自分を犠牲にしてまで弟と妹を支える様子とその愛情の深さにぐっときます。
そして偶然にもこの本を読んだその日にテレビドラマの放送があり、それを見たのですが、テレビの方は下手に脚色されていて味気なく残念でした。
この本では気になるお父さんの行方が書かれていたのも良かったです。
しかし「まきふん公園」に「たこ公園」って・・・偶然とはいえ面白い公園に兄弟同士がいたという事実が笑えます。 これは売れない 麒麟・田村兄の目線から見た、『ホームレス中学生』アナザーストーリーという宣伝文句や、他の人の評価から等身大のお兄ちゃんを味わえると期待しると失望に終わる。
田村が血に肉にした『ホームレス中学生』と異なり、お兄ちゃんの『ホームレス大学生』は不幸を背負わされた背景が拭えず、感謝の言葉で埋め尽くされているにもかかわらず、後味の悪さが残る。
19歳で親代わりにある苦労と、自分の将来への夢の挫折を混同している物哀しさ。
諦めずに続けてきた物が無い自分を認められないお兄ちゃんが、本音を隠して感謝というベールを被っているのが文中に隠れ見える。
辛い今の自分を励ましたい自分へのエールとしてお兄ちゃんが書いたこの本で、感動を繋げるにはあまりにも苦しい内容の1冊で、口コミでも売れない本だと思う。 自分の身近な所でこんな話があったなんて・・・ 麒麟田村君の苦労話は、彼が大阪で活躍し出す前に東京で働いていた私にとって、関西にいる私の母親から『○○ちゃん(私のこと)より若いのに物凄い貧乏でかわいそうに苦労したんやって・・・』と聞いたのが最初でした。。。
で今日映画をみて、中学生と大学生を一気に読みました。当時、舞台となった北摂近辺の大学に通っていた私にとって、たとえ数週間のホームレス生活とはいえ、そんなことが現実にあったなんて正直ショックでした。でも、周りの大人たちに支えられ、お兄ちゃんを筆頭に乗り越えていった!ぜひぜひお兄ちゃんの”大学生”も併せて読むべきです。 親子の愛情の大切さが伝わります はじめに「ホームレス中学生」を読んでください。できるだけ間を空けずに、この本を読まれたほうがよいでしょう。
「ホームレス中学生」を読んだときにも抱いた印象ですが、親が真人間であり、家族のためにしっかり働くこと、子供に対してちゃんと愛情を注ぐことで、これだけ強くて思いやりのある子供に育つんだな、ということがひしひし伝わってきます。
それと、お兄ちゃんが野球部の活動をやり遂げ、ちゃんと受験勉強をして大学に合格していることも非常に大きかったと思います。
部活も勉強もしてこなかった兄ならば、妹や弟の受験勉強のアドバイスや進路決定のアドバイスもできていなかっただろうし、その後の妹・弟の人生も大きく変わっていたでしょうから。お兄さん自身が、部活動体験の大切さや勉強の要領を心得ていなければ、どんな人生になっていたのだろうか。
短絡的に、「家計を助けるためにすぐに働くべきだ」という考え方の持ち主でなかったことは、結果的に兄弟の生活をより良くすることにつながった、ということは間違いないといえるだろう。それを、働いていない年代できちんと考え、判断できたことがすばらしいと思う。
そんなしっかりしたお兄さんでも、付き合っていた彼女には支えられっぱなしだったということですが、そういった立場の人から見たときに、彼がどのように見えていたのかも非常に気になるところです。
弟さんの成功に便乗したという批判もいずれは出てくるのかもしれませんが、私は決してそうは思いません。弟さんの成功はこのお兄さんの存在なくしてはあり得なかったこと。自己犠牲ともいえる献身的な働きの対価が、出版という形で彼の履歴書の1ページに書き加えられるべきだと思います。
田村兄弟の家族愛は、多くの人の家族のあり方に多大な好影響を及ぼしているのは間違いありません。
人として、親としてどう生きるべきなのか、どんな背中を子供に見せるべきなのか、部活動や学校がなぜ大切なのか、そういうことを改めて考えさせてくれる素敵な物語だと思います。
お兄さんには、この本の印税と出版という経験、また、この出版を通じて得られる様々な人脈やご経験をばねに、より実りある人生を送っていただきたいと思います。
私も新品を買いました。わずかばかりですが、応援の気持ちです。
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[ 単行本 ]
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ホームレス中学生 公式パーフェクトブック
【ワニブックス】
発売日: 2008-10-16
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
Amazonポイント: 12 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 90円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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「ホームレス中学生」その後―もう1つの泣かせる物語
・清水 將大
【シーエイチシー】
発売日: 2008-05
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
Amazonポイント: 13 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 315円〜
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・清水 將大
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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ホームレス中学生
・麒麟・田村裕
【ワニブックス】
発売日: 2007-08-31
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
Amazonポイント: 13 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
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・麒麟・田村裕
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カスタマー平均評価: 4
ひどい内容。 なんでこの本を高評価する人が多いのかわかりません。
あまりに文章が拙く、小学生の卒業文集を読んでいるようです。
内容も、本当に実話なのか脚色なのか知りませんが腹が立ちます。
周りの大人や兄姉がすばらしく良い人だというのはわかりましたが。
ホームレスやってたのは夏の一ヶ月のみ。冬じゃなくてよかったね、としか。
しかも友達の家にころがりこんだあとはなんて恵まれてることか。
苦しい生活のはずが、兄から一日2000円のお小遣い・・・一ヶ月6万円。
それを友達におごってその日のうちに毎日使い切る。
いくら兄が部活を頑張ってほしいと願っていたとしても、
高校生にもなって家のためにはバイトのひとつもしない。
しかもその後自分が切羽詰ると働いたのですから、ナメた話です。
姉の原付を自分が壊して姉が笑い者になっても、
バイトもしてるくせに自分で直してやることもなく「恥ずかしい」という始末。
挙句に「早く死んで母親の元へ行きたい」・・・。
ほとほとあきれて腹が立ちました。
本気で感謝しているのは母と学校の先生くらい?
一番大変だったであろう兄への感謝すら感じられません。
自称、苦労人。
母親がなくなったのも突然家が差し押さえられたのも不幸ですが、
この2つ以外はたくさんの温かい人に恵まれた、幸運で幸せな人生です。
それをそのように書くなら良い本だったのでしょうが、
芸人の性か、ネタにばかり走って著者の浅はかさを露呈するのみになっています。
さらにこの文章力では、本を出すこと自体読者を馬鹿にしています。
自分の人間性を疑われそうなので、けして人には薦めたくない本です。
良書です 遅ればせながら買って読んだ。ご存じお笑い芸人である筆者が、父親の借金によって、突然、家族が「解散」し貧困生活に陥った自叙伝である。
はっきり言って期待以上にとても面白かった。一気に読んでしまった。家族の解散宣言以前は、比較的裕福で善良な良い子であった筆者の人となりが良く表れており、それでもなんとかしのいだ描写が非常に好印象で、背伸びも悪いこともせずに最後には他人からの好意でなんとかなったことが如実に描写されていた。
何故、この程度の本が売れるのか分からない。 段ボールを食べたことになっているが、これは科学的にあり得ない。何故なら、段ボールの原料であるパルプの主原料である植物繊維セルロースは、人間には消化できない。もしも無理矢理食べたら下痢と腹痛に苦しむはずである。
この事実から、科学に疎いゴーストライターが書いたと思われる。
あと、内容も買って読む値打ちもたいしたことはない。
まだ、買ってない人には、買うなと言いたい。 友は財産 ※このレビューはかなりネタばれ的要素が多いので、まだ未読の方は読まれない方がいいかもしれません。
だいぶ遅ればせながら、借りて読んで見ました。
「家が無くなった。
それは、僕の想像を超えた出来事だった。13歳の僕には理解しきれなかった。」
という出だしから始まるこの物語。どうもこの出だしの文からしてゴーストライター臭がプンプンしてしまうのですが、まあそれは置いておきましょう。
読む前は、一家離散して公園に住むようになってどこかに家を借りて住めるようになるまでの「ネタ本」みたいな内容かな?と思っていましたが、公園に住むストーリー自体はほんの一部でしかなく、田村少年が今の麒麟田村となるまでの自叙伝的内容でした。これは、タイトルの勝利でしょうね。
田村少年は、中二の一学期の終業式を終えて家に帰ると兄、姉共々父親から家族解散宣言を言い渡されてしまいます。確かに中学校でこんな経験をする人はなかなかいないでしょうから本にしたくなった人(確か、メディア関係の女性)の気持ちが分かります。
彼は、信じられない事に公園を拠点に一ヶ月ほどホームレス生活をします。お金はどうしていたんだ、とちょっと信じられない気持ちですがその後偶然が重なって親友の家に住まわせてもらう事になり、その後兄弟3人でまた一緒に住めるようになります。
とにかくこの田村少年。甘えん坊で自分勝手で、周りの人々や大学生のお兄さんなどがかなり色々と助けてくれるのですが恩を受けっ放しで返す事がありません。なので、小学生ならまだしも中学・高校にもなって甘えてばかりではいけないだろうと思ってしまった部分はいくつかあります。
高校の時、生活保護費の中からお兄さんが一日2000円くれたという話がありますが多分それはお兄さんが相当無理をして渡していたと思われます。それなのにそれを毎日無計画に使いきってしまうなど、ちょっと考えられません。修学旅行に行った話なども出ていましたが、そのお金を工面してくれたお兄さんに対する感謝があまり見受けられないのは少し残念でした。
あと、お姉さんのバイクを借りてて転倒してしまった際に壊れて時速10km/hくらいしか出なくなった時にそれに乗り続けたお姉さんが街で噂になって恥ずかしかった、というエピソードが出た時はお前もバイトしてるんだし、自分で壊したんだから修理をするなりしろよなと思わずにはいられませんでした。
それでも、色々な親切な人に囲まれた田村少年は途中少しだけ苦労する所もありますが、基本的には幸せな日々を過ごして大きくなりました。どうやら明るい性格だったからか、人望も相当あったようです。
そして、母親のエピソード。
彼の母親は彼が10歳の時に癌のために亡くなってしまいます。彼は、小さい時は母親のそばをひとときも離れたくない甘えん坊で、お風呂でも全身洗ってもらっていたそうです。母親は、自分の事はさておきとにかく家族を優先して色々としてくれました。最期も、本当は苦しいはずなのに家族に心配をかけないようにしていたのか、笑顔でこの世を去ったそうです。彼は、今でも母親と色々と話をしたいそうです。
この本の、一番最後の文章が印象的です。
「選択を間違ってしまうことはあるかもしれないけれど、僕なりにいつまでもまっすぐ、お母さんのように生きていきたいと思います。
いつか、僕を見て周りの人が、僕でなく、お母さんのことを褒めてくれるような立派な人間を目指して。」
なかなか泣かせる事を言いやがる。
そして更にあとがきで2ページにも渡って色々な人の名前を列挙して感謝の意を伝えていたところで、危うく泣きそうになりました。
こんな形での恩返しはずるいぞ。
友は財産とはよく言ったものです。こんな世の中だからこそ、人のありがたみが分かるようにならねばと思わせるあとがきでした。 身近にいる人の大切さ さんざん話題になっていたので、かえって読む気が起きなかったのですが
もっと早く読めばよかったな、と思いました。
テレビ等でエピソードの断片はよく聞いていたので内容はだいたい想像できて
いたけど、それでも泣けました。
『思いやりは連鎖する』とでもいえばいいのか、田村さんが受け取った、
周りの人たちからの優しさを忘れず、素直に感謝して生きている姿勢に
素晴らしいなと思いました。
自分の生き方や考え方を、振り返るいい機会になりました。
「周りにいてくれる人たちに感謝する」
簡単そうで難しい事を実践しようという気にさせてくれます。
田村さんのお母さんへ向ける愛情の深さがほんと泣けます。
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[ 単行本 ]
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京大芸人
・菅 広文
【講談社】
発売日: 2008-10-30
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 1,470 円(税込)
Amazonポイント: 14 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 650円〜
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・菅 広文
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カスタマー平均評価: 4.5
一歩引いた立場で宇治原を語る巧みな構成 私は宇治原のファンなので、本書を興味深く読んだ。TVのクイズ番組で颯爽と回答する姿とは裏腹に、オトボケ感が漂う。しかし、本人はいたって真面目。「どうして、これがお笑い芸人なんだ」と言うギャップが魅力的。本書は、そんな宇治原の高校時代から吉本入社までを相方の著者が綴ったもの。勿論、著者自身の青春回想録にもなっている。
一応のメイン・テーマは宇治原の京大受験なのだが、結果を知っている事もあって、それ自身に強烈なインパクトがある訳ではない。私が感心したのは、こと(受験)勉強に関しては著者が完全に一歩引いた立場で、宇治原のユニークな勉強法や日々の過ごし方を紹介し、宇治原を立てている点である。このため、勉強に付きもののジメジメした鬱屈感がなく、爽やかな物語になっている。勉強方法の合間に、宇治原の失敗談や二人の友情秘話も挟み、最後には目標達成談に仕立て上げる構成も巧み。私は正直言って、ロザンの漫才を観た事がないのだが、著者は将来、脚本家になる素質があるのではと思った。TVでの話では、ロザンの漫才の台本は著者が書いているようだが。
しかし、著者が初めて会った頃から、宇治原はチョット"変な奴"だったらしい。また、著者の問い掛けに即応して、宇治原が芸人を目指した理由も判然としない。本書にもある通り、普通なら弁護士とか官僚を選ぶ所だろう。その辺の心理を、今度は宇治原自身に書いて欲しいと思うのは欲張りだろうか。 参考になりました。 この本は面白いだけではなくて、数々の宇治原さん流勉強法がたくさん載っています。
中学校からでも使えるような各教科の問題集の解き方、暗記の仕方などは見たその日から実践することが出来ました。
一般の人では思いつかないようなやり方ばかりで、この本を読んでよかった、と感じました。
そのほかにもロザンの二人の数々の笑える話がたくさんあり、とてもすらすら読むことが出来ました。
読みやすい、読んでしまう、止まらない。 とにかく読みやすい、というか読んでしまう。止まらない。会社や学校の休み時間に読む人は要注意。なかなか本が閉じられない。つい、「次のページまで」と読んでしまう。本を閉じるのに、エキスパンダーを引っ張るほどの力が要る。結果、筋力もつくかもしれない。面白いからか。宇治原君への興味ゆえか。菅ちゃんの文章力のなせる業か。自分でもわからない。すぐに読み終わってしまった。でも大丈夫、二度目に読んでも面白いから。三度目も面白かった。宇治原君の勉強法、独特で、とてもタメになった。宇治原君の頭脳の謎について知りたかったが、凡人に秀才の頭脳を理解することは無理のようだ。受験する人しない人、関係なく、何かを成し遂げたい人には必読の書。 最後まで面白かった 読みながら、ずっと笑ってました。こんなに楽しんで読めたのは、久しぶりです。 北海道での話、イヤホンの教授、おとんの凧揚げなど笑いのエピソードが尽きない。 笑いまくって、ストレス発散しました。 まぁ・・ おもしろいと言えばおもしろいのですが、腹を抱えて笑うほどでもなく・・。
何と言っても文章が作文のレベルです。話術を生業にする人ならもう少し面白く書けるような気がします。キャラとしての宇治原さんは面白いと思いましたが、読み返す作品ではありません。
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[ 単行本 ]
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必死のパッチ
・桂 雀々
【幻冬舎】
発売日: 2008-10
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
Amazonポイント: 13 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 300円〜
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・桂 雀々
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カスタマー平均評価: 5
たくましさに感動します 父親の行動や気持ちを子供ながらに分析している文章はとても納得しました。
大阪弁なので身近に感じました。特にうどん玉を食べる場面はリアルで可哀想です。
オレンジ色の夕暮れの町に一生懸命生きている少年の顔や人情のある人々が浮かんできて、悲しい話だけどおもしろい部分もたくさんあり、読後は明るい気持ちが残ります。映画化されたのを見てみたいです。 買ってよかった! 落語にまったく興味のない私がなぜか買ってしまった一冊。
時折クスッと笑いながらも、ボロボロと涙を流して一気に読んでしまいました。
帯では、麒麟の田村さんが
「はっきり言ってホームレスの方が楽でした」とコメントしてます。
あまりにハードな内容で読んで気が重くなるのもな・・と思っていたのですが
周りの手助け、本人の優しさ・力強さがそれをカバーしてます。
枝雀さんに弟子入りしてから、どうやって成功してったのか・・
その続きをもっと読みたかった!
続編出ないかな?。
雀々さん、素晴らしい本をありがとう! 柳の下のドジョウではないです。 以前、枝雀師匠の「枝雀とヨメはんと七人の弟子」を読んだ際に、
「なんか「雀々」だけはちょっと異質やなあ」と感じ、
以来ずっと気になっていたが、
その訳が本書で氷解した。
おすすめです。 必死のパッチ 久し振りに素晴らしい本に巡り会えました!一字一句食い入る様に、あっという間に読み終えてしまいました。今は2回目をちょうど読み終えたところです!
家族、友達も大満足していました。個人的には、外国の友達にも勧めたいのでぜひ、翻訳をして欲しいところです。続編を期待しています!
二匹目のドジョウではない 「ホームレス中学生」に似た実話と聞けば、便乗企画かといぶかしくおもった。
しかし読後は、本作は、あるいは「ホームレス」以上かもしれないとおもう。
両親が家を出てしまったあと、中学生一人で生活していく様は、
置かれた状況は悲惨であるけれども、彼を見守る人たちの温かさが何ともいえない。
たくましくも必死のパッチで生きていく中で、必然的に落語に出会ったといえる物語は、
読みながら応援したくなる佳作である。
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[ 単行本 ]
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児童書版 ホームレス中学生
・田村 裕
【ワニブックス】
発売日: 2008-07-24
参考価格: 1,000 円(税込)
販売価格: 1,000 円(税込)
Amazonポイント: 10 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 635円〜
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・田村 裕
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カスタマー平均評価: 4
中学時代の話 通常の「ホームレス中学生」では、
高校時代などの話もありますが、
この本では中学時代の話までです。
でも、この本は小学生向けなので、
問題ないかもしれません。
私は、高校時代の恩師からの手紙に感動し、
入っていなくて少し残念だったので、
星は一つ減らします。
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[ 単行本 ]
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敗者復活
・サンドウィッチマン
【幻冬舎】
発売日: 2008-09
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
Amazonポイント: 13 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 193円〜
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・サンドウィッチマン
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カスタマー平均評価: 5
非常に面白く、感動的です! 2007年度のM?1グランプリで、未曾有の敗者復活から優勝を果たした「サンドウィッチマン」。
宮城県出身のお笑いコンビ、富澤たけし&伊達みきお2人の優勝を勝ち取るまでの軌跡の物語。
富澤少年&伊達少年の追想と、上京してからの約10年間の同居生活のさまざまなエピソードが綴られています。本当に真摯に「お笑い」に取り組んだ二人の笑いと涙の歴史に胸打たれます。
ファンは勿論必読ですし、また、夢に向かって頑張っている10代・20代の若者にも是非読んで貰いたいと思います。 若者たちが夢をかなえる道程を読むのはやはり楽しい
2007年度M?1グランプリで、敗者復活戦を経て見事チャンピオンに輝いたサンドウイッチマンの二人が、仙台商業高校時代から今日までを語ったエッセイです。
高校時代から一緒の二人、伊達みきおと富澤たけしが交互にコンビの道のりを語っていきます。同じ時点の話を必ずそれぞれの視点から別々に語っていくのですが、二人の見方が大いに異なるということはなく、そのため同じ話を二度読まされたような思いが残ってしまいます。その重複感がずっと続いてわずらわしい気がしました。一冊の読み物として果たして効果的な構成といえるのかが大いに疑問です。
とはいえ、夢を抱いて仙台から上京した二人の若者が、決して順風満帆とはいえない苦節10年を経て漫才界のトップにまでのぼりつめるという成長物語は、やはり読ませます。二人が悩み、苦しみ、怠け心に負け、一念発起し、その果てに成功を手にする。そんな姿には心を打つ力が確かにあるのです。
彼らのM?1優勝の瞬間は私もテレビで見ていましたが、やはりそのネタの面白さは半端じゃありませんでした。漫才に力がある、そう思わせるだけの圧倒的なものが彼らにはあり、他の決勝戦出場者にはありませんでした。そうした彼らの人生にこんな物語があったのだなという新しい発見がありました。
惜しまれるのは、本書の終わりのほうに書かれているように、M?1優勝を境に一夜にしてメディアに引っ張りだこの生活に突入してしまった二人が、新しい漫才コントのネタを練り上げる時間的余裕を完全に失ってしまったことです。そういえばここ1年以上、彼らの新ネタを見ることがないなと残念に思っていたのですが、そういう事情だったのですね。
少し落ちついてきたら、また腹の底から笑わせてくれる漫才の新作をぜひ聞かせてほしいものです。
面白かった! 以前、「エンタの神様」で、「ピザのデリバリー」を観た時から、「おっもしろいなぁ?」と感じていたが、そのときは名前すらうろ覚えだった・・・。
M-1の敗者復活で、出てきたときに、「あぁ!この人達か!」と思い、これは、期待できそうなんて思っていたが・・・。
まさか優勝するとは思ってなかった。
本当に劇的な勝利だったと思う。
この本には、二人の出生、出会い、コンビ結成、無名時代のどん底、富沢の自殺疑惑、テレビの出演、そして、敗者復活からの優勝、その後、が二人のペンで描かれています。
芸人の本ですが、特別笑うような箇所は無く、結構真面目に、客観的に描かれています。
どんなに有名になっても、自分たちのスタンスを忘れない姿は、流石叩き上げの芸人だなぁ・・・と感じました。
サンドウィッチ・マンは、お笑い界のロッキーみたいですね。
面白いので、読んでみてください。 不器用だけど男らしい二人の青春記 2007年のM-1で優勝するまでその存在さえ知らなかったものの、M-1優勝時のネタを見ながら腹を抱え、涙を流して笑った記憶は鮮明に覚えています。
しかもガラの悪そうなヤ○ザ風の強烈過ぎるルックス。
そんなサンドウイッチマンの2人が交互に筆を取り、出会いからM-1王者に輝くまでの思い出や感情を思い出しながら書いたのが本書だ。
あのコワモテな雰囲気と異なる、2人のマジメさ、誠実さ、優しさ、そして男らしさがすごく伝わってくる1冊。あまりトーク番組に出ないだけに、二人の内面意外な内面が伝わってくる。
そして読み終わると、すっかりファンになっている。
既にファンという人よりも、まだサンドウイッチマンをよく知らないという人に見てもらいたい本だと思う。 死が二人を分つまで 仲のいいコンビだなと思っていました。
でも、ただ仲がいいだけじゃなく、お互いがお互いの人格と人生を尊重し、なおかつお笑い芸人としてのお互いを評価しながら(しかもお互い、相方の方が自分よりもお笑いのレベルが高いと評価している。って凄いです)狭い1DKで20代をともに過ごし、切ないくらいに互いのことを気にかけ、がむしゃらにお笑いに全てを賭けた彼らの今までをなんだか包み隠すことなく赤裸々に語ってくれてしまった本書。
二年ほど前に「エンタの神様」で、なにこいつら?!てぐらいに笑わせてくれた無名のコンビ。
その後はときどき、エンタでしか見ることがなかったけど、2007年の11月に「笑点」の演芸で、凄く笑わせてくれた。そのとき改めてコンビ名を確認した『サンドウィッチマン』。
お笑いに詳しくなかったから、普通にテレビに出てる人たちなのかと思ってたけど、違ったんですね。12/23のM1グランプリ、敗者復活のコールの瞬間に彼らが出てきてびっくりしました。
無名無名と繰り返しコールされたチャンピオン。
だからと言って彼らのことを知ろうと思ったことはなかったから、今回本書を読んで凄く驚いてしまいました。
仲がいい訳ではないんですよね。
いや、仲はいいかもしれないけど、男同士だし、べたべたするのも普通に変だし。
親友として微妙に距離感を保って、隣同士で寝てるけどお互いの行動には干渉しないで。
そして、凄く相手のことを大事に思っているんだなあ。この世界に入るきっかけを作った誘った方と誘われた方、でも未だに、どちらにも感謝してる。
同性二人だったら確実にいらつくこともお互いにスルーして行く関係。
感謝しているし頼ってもいる。一番大事な人生のパートナー。
読み終わったとき、ちょっと泣いていました。
うらやましいと、思いました。
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[ コミック ]
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コミックホームレス中学生
・田村 裕(麒麟)
【ワニブックス】
発売日: 2008-01-17
参考価格: 880 円(税込)
販売価格: 880 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
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・田村 裕(麒麟) ・魚乃目 三太
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カスタマー平均評価: 4
おもしれー!最高です!! 笑って泣いて大変な思いをして読みました…
はっきりいってお勧めできる作品でございます。
魚乃目三太ってすげ?っす いいぞ、魚乃目三太の絵のすごさ。 このシンプルな話。その話をこれだけ見事に漫画にした魚乃目三太。
久しぶりに人間が生々しく生きている絵を見た。即買った。実に迫力満点。
とにかくこの漫画は最高だ。
母の大腸癌による死、その後なにがおとづれたかわからぬが父は自己破産。父の「家族解散宣言」。三人の子どもたちは、兄と姉は一緒。主人公は一人。全員 家が無くなった。中学生の主人公は公園生活。住み家は「ウンコ」。ガキたちの執拗な追い出しに戦いながら、草を食い、段ボールを食い、水を飲み生きる少年。最後に救済される。
久しぶりに天才漫画家が登場したことを確認した。魚乃目三太氏のことである。これからが楽しみ。 バラエティー番組コミック… 娯楽としては楽しめたが、ウソも大概にして欲しい。田村氏は本当にホームレスであったわけではない。それは小説を読めば信憑性が分かる。第一、義務教育期間である中学生がホームレスのわけがない。
このコミックは田村氏の意見を参考に作りあげたバラエティーコミックなのだ。
本書に感動するのも良いが、これが実話だと思ってはいけない。
バラエティー番組制作者のゴーストライターによる面白ネタ本に過ぎないからだ。 表紙のインパクトで即買い! 本屋で発見して即買いしました。
表紙の田村さんの顔がインパクトだったので。
それと「中身はどんなのだろう?」という興味本位で。
開いてみると・・・絵が下手(笑)
だけど原作に忠実な内容だから引き寄せられました。
個人的には原作よりこっちの方が好きですね。
絵があるから状況が把握しやすいし、面白かったです。 良かったです。 ホームレス中学生を読んでみてから
この本コミックのホームレス中学生を読んだ…
最初は絵が下手だしギャグが全面でこんなもんかと
馬鹿にしていたけど…なんか読んでいる内に
その世界に入ってしまった…気がつくと泣きそうになった…
だから…最初は思いっきり馬鹿にして読んで欲しい…
早く2巻が楽しみです。
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[ コミック ]
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続コミックホームレス中学生
・田村 裕(麒麟) ・魚乃目 三太
【ワニブックス】
発売日: 2008-04-24
参考価格: 880 円(税込)
販売価格: 880 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
|
・田村 裕(麒麟) ・魚乃目 三太
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カスタマー平均評価: 3.5
純粋に作品を見てください… 純粋な気持ちで作品を読んで欲しい…そんな気持ちになれる作品です。
絵は汚いし 特に主人公はいつも汗や涙でぐしょぐしょだけど
そんな一生懸命な田村君のまっすぐな行動がとても気持ち良く感じられます。
まだ読んだ事のない人もまた1巻を読んだ事がある人も是非読んで欲しい漫画です。 厚顔無恥なネタコミック… 「あいのり」「あるある」「大家族スペシャル」や「電車男」などメディア業界はヤラセで満ちあふれている。優秀な放送作家がいてネタを仕込んでいるのだが、本書もネタ本であることは一読すれば明らか。ベストセラーになった「がばいばあちゃん」の二番煎じを狙ったものであるのだろうが、明らかなウソを真実として語る姿勢は非常に残念。メディア業界はヤラセは当然との体質だが、まるで太平洋戦争中の大本営発表の姿勢がそのまま残ったようだ。おそらく田村氏の考えた策ではなく、田村氏の話を聞いた仕掛け人の手による内容だろう。
フィクションとしての娯楽として読むのなら良いかもしれない。
個人回顧録版のプロジェクトXみたい。(因みにプロジェクトXもやらせ内容が多かった…)
残念である。 公園生活終了後の中学生活?引っ越し?高校受験?高校入学まで コミックホームレス中学生の続編です。"まきふん公園"での生活に別れを告げてから高校入学までが描かれています。お笑いのインパクトとしては"まきふん公園編"の方が大ですが、本書も前書と負けず劣らず、田村家(兄、姉、弟(田村さん御本人))を囲む人間の温かみがよく伝わってくる作品となっています。ただ高校入学までで話が切れるので、ちょっと中途半端な感じがします。おそらく高校生活編が出るのではないでしょうか。(高校の先生からの手紙とか、名言「味の向こう側」とか、お母さんへの手紙とか、コミック編でも読んでみたいですからね) そういう続編の期待も込めて★4つ。(この続編では、ぜひ田村さんのお父さんとの再会の様子も漫画化して欲しいと思います!)
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