行列の出来る本屋さん

クロノクロスファンにはたまらない★
表紙のキッドからしてクロノクロスファンにはたまらないですね！！ 内容的には少し物足りなさも感じたりはしましたが、知りたかったことも分かったし、キャラクターの製作秘話なんてのもあったので個人的には大満足でした！！
クロクロファンは手に入れるべし！
グッズや雑誌等で公開されたクロノクロスのイラスト数点と、キャラクターデザインを手がけた結城信輝氏のインタビュー、全登場キャラクターイラスト＆プロフィール、決定稿までの設定原画の数々や、ムービーシーンの絵コンテ等、ファンには嬉しい内容になっていると思います。

でも、設定資料集というからにはもうちょっと資料内容にボリュームが欲しかった気もしますね…。という事で星４つですｆ＾＾；

「神」のいない世界、７５ｃｐ人間で妖怪退治
「妖怪」は人間の想像の産物が実体化した存在である、という設定の下、妖怪キャラを 英語版ガープス・ス?パーを応用したルールで作成して遊ぶヒーローアクションである。 はずだったのだが・・・ この設定の下で作成できる最強の敵キャラ「唯一の神」を公式の小説妖魔夜行「戦慄のミレニアム」で葬ったため、 前作の妖魔夜行のようにキャンペーンシナリオのボスを作っても白けてしまうという欠点できてしまった。 ただ本作では、「唯一の神」との戦いを通じて妖怪を知る人間が増えた、という世界観と、妖怪の存在が公になるかどうかの 判定をするルールが追加されたので、通常の人間が怪物と対決する世界を設定しやすくなったと思われます。 映画「プレデター」「エイリアン」「バイオハザード」等の各シリーズの怪物を少なめのcpで作成し銃殺するシナリオや、 「Ｘ-ファイル」のような超自然現象捜査ものシナリオを作って遊びたい人向けです。 最近の日本版ガープス全般に言えることですが、データの索引がしにくい上に、 英語版のガープスの良さを無視した独自のデータが多すぎると思います。本作も例に漏れないようで・・・
派手な戦闘をしたいなら…
　個人的にはガープスベーシックよりおすすめです。
　でも、生死ぎりぎりを賭けたガープス特有の戦闘方法はできなくなってしまいますが。ファンタジー世界を自作した際の「神」や「魔神」といったものを作る時に参考になるかと思います。勿論、実際に百鬼夜翔でプレイするには書かせない一冊です。

　ただ、残念なことに初心者向けと上級者向けの二つのカテゴリに分断されているため、両方の特徴をバランスよく使いたいときには探すのに苦労する場合があります。
「妖怪」に出会ったことはありますか？
「妖怪」って耳にすることもあまりない単語かもしれませんが、この作品では「超常能力者」としての「妖怪」になって現代社会の闇を斬る、そんな冒険が楽しめます。日本で広く遊ばれている「ガープス」ルールを使い、様々な特徴を持ったキャラクターを自由にデザイン出来るのが本作の最大の魅力です。「妖怪」としての強大な力であなたは何を倒すのか・・或いは護るのか。TRPGに興味のある方にはお勧めな一冊です。
惜しむらくは基本ルールと上級ルールの同項目のページが結構離れているので、上級ルールを使うときにページをやりくりするのが面倒なのです。（私はしおりを多用して対応してます。）